「コーラス・どーなっつSUN」が終わりました(その1)


2016年10月8日~10日、中国・四国地方の大学合唱団の交流・勉強を目的とした
第3回目のコーラス・どーなっつ、「コーラス・どーなっつSUN」が行われました。
国立山口徳地少年自然の家でのリハーサルキャンプ、
防府市公会堂での演奏会を行い、135人の若者たちがステージに立ちました。

参加した合唱団は以下の通り。

山口大学混声合唱団(山口県)
広島大学合唱団(広島県)
広島大学東雲混声合唱団パストラール(広島県)
安田女子大学合唱研究会VividNova(広島県)
就実大学・就実短期大学グリークラブ(岡山県)
島根大学混声合唱団(島根県)
香川大学合唱団(香川県)
徳島大学リーダークライス(徳島県)
合唱団ぽっきり(広島県)
合唱団そうなそ(山口県)
Chorsal《コールサル》(愛媛県)

合計11団体。一大イベントとなりました。

わたしは昨年に引き続き、この大イベントに講師の1人として参加してきました。
28歳以下という年齢制限があるイベントですので、おっさんとしてはありがたい限りです。
他2人の指揮者は、
今や日本を代表する大合唱団となった
佐賀県のMODOKI指揮者である山本啓之先生、
広島県で、合唱団ぽっきり、室内合唱団零など多くの合唱団の指導し、
このイベントの最初の発起人でもある縄裕次郎先生です。
また客演ピアニストとして昨年に引き続き、
佐賀県で活動する鈴木めぐみ先生をお呼びしました。

合宿中では、3人の講師による「発声講座・指導者講座・外国語作品講座」が開かれたり
「実践指揮法講座」と題して、3グループに分けた中から希望者が指揮者として立候補し
それぞれにアドバイスを行った後、3日目の演奏会で指揮する指揮者を選ぶ、という
「小さな指揮者コンクール」的な講座もあったりしました。

それは、次世代を担う指揮者を育てるという意味合いと
学生指揮者のレベルアップを通じて、
大学合唱団自体に還元することを目的として行われています。

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演奏会では、最終ステージで3人の講師がそれぞれ1曲ずつ選曲し
リハーサルキャンプを通じて練習、演奏会での本番を行いました。

Christus factus est(A.Bruckner) 指揮 山本啓之
群青(小田美樹)           指揮 縄裕次郎 ピアノ 鈴木めぐみ
生きる(三善晃)            指揮 大村善博 ピアノ 鈴木めぐみ

3日間のリハーサルキャンプですが、実質2日の合宿、
その中で数々の講座や交流会(飲み会)もあったりするので
1曲あたりの練習時間は2時間半程度となります。
時間のやり繰りが極めて厳しい中を、大学生たちはよく歌ったと思います。
特に、無伴奏の難曲ブルックナーを指揮した山本先生は素晴らしい。。。

(つづく)

第55回広島県合唱コンクールに行ってきました(その5・ラスト)


自分のコンクール本番などなどですっかり間が空いてしまいました。
そうこうしていたら、今度は今週末が中国合唱コンクール!
早く終わらせなければ…という事で、ラストです。

大学職場一般部門 混声合唱の部

3.Kammmerchor “Hiroshima Kantorei”(混声34)
(G1 / ラインベルガー “Messe in Es Cantus Missea” より “Credo”)


カントライは中国合唱コンクールへ出場を決めたので
感想は簡単に。。

この広島県コンクールで、広島カントライはコンクール大賞(理事長賞)を受賞しました。
個人的に、非常に感銘を受けた演奏でした。
昨年から合唱コンクールにエントリーしたのですが
惜しくも県大会止まりではあったのですが、
その時点ですでに優れた演奏をする団体でした。

課題曲・自由曲ともに、音楽が息づいているような演奏。
言葉の語感と音楽が共に脈動していて、聴いていて演奏に引き込まれました。
ラインベルガーのドッペルミサは、音楽のスケールの大きさに圧倒。
同時に、細やかさを感じる演奏でもありました。
それは、ミサ曲であっても言葉の語感をしっかりと作った上で
音世界の中に落とし込んでいるから。

中国合唱コンクールでも良い演奏となりますように!

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ここでわたしは席をはずしてしまいました。
広島市役所合唱団の演奏が聴けずちょっと残念。
全国コンクールで職場の部があったころは中国支部の常連団体、
たくさんの作曲家の「エレミアの哀歌」を選曲するなど、こだわりの団体です。
来年聴けるといいな。。。


大学職場一般部門 同声合唱の部

2.コ-ル・ビビッド(女声18)
(F2 / 寺嶋陸也 「君死にたまふことなかれ」)


コール・ビビッドも、中国合唱コンクールへの出場を決めているので
感想は簡単に。

課題曲の山の歌第3番、歌詞がないヴォカリーズの作品ですが
ビビッドの持つ美しいサウンド感が音として構築されていき
立体感ある演奏と感じました。さすがの演奏。
自由曲、これは少々苦戦したような印象がありました。
テーマが重い作品を、どのように演奏に反映させるか?という部分で
どちらかというと、テキストの持つ意味よりも
美しい声・ハーモニーを聴かせる方を優先させたのかな?
さらに言葉・音の世界に踏み込めるかも?と感じました。
聴き手の耳を掴むのが上手い合唱団なので、更に…!と思うのです。

ただ、県コンクールから3週間程度経ったので、
すでにあの時のレベルとは違うところに行っているはず。
若い女性で構成されている合唱団だけに、
テキストの持つ重みをしっかりと咀嚼して演奏することに大きな意味があるかも。
今週末の本番で、納得の演奏が出来ますように!

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以上、広島県合唱コンクールの感想はおしまいです。
いち地方の県大会ですが、レベルの高さに本当に驚きます。
ライバルがいるから切磋琢磨出来る。
そういう環境があるのは(競うのは大変ですが^-^;;)ありがたい事かもしれない。

そんなことを考えさせられた広島県合唱コンクールでした。
帰り道に、広島風お好み焼きをガッツリ食べて、
耳もお腹も大満足!!!

また来年、ぜひ聴きに行きたいな!

(おしまい)

第56回四国合唱コンクールが終わりました


9/4に徳島県鳴門市で開催された四国合唱コンクールから、しばらく経ちました。

Chorsal《コールサル》の結果は、金賞でしたが四国代表ではありませんでした。
残念ではありますが、現時点での全力と工夫を尽くして積み上げてきたことに
後悔はありません。むしろ、やったった!という気分(笑)。

同時に、まだまだ足りないものを突き付けられた感じです。
しかし今年は、何年も突き付けられてきたことに向き合って練習していたので
突き付けられても、今まだファイティングポーズを取ったまま、という感じです。
どこがどうなのか?という事は判っているので
ただもう少し時間はかかりそうなので、
そっくりそのまま、いつか突き返してやる!!と心に決めています(笑)。


毎回思うのですが
支部コンクールのシビアな勝ち負けは別にして
そこに集ってくる一般団体の「四国の仲間たち」と再会できるのは
わたしにとってやっぱり楽しみな時間です。
年に1回しか会わない仲間たちもいますし
二言三言かわす会話が、とても楽しい。

こうやって皆がそれぞれの場所で、四国の合唱を彩っています。
同じく合唱を盛り上げようとしている大切な仲間です。
またどこかで会えるといいな。
お互い頑張っている事を思いながら、また次の練習に進もう。

次回、9/11の練習から次の目標へのキックオフです!!
次の目標は・・・アンコン?まだ未定ですが・・・。

Chorsal《コールサル》では新規メンバーを募集しています!
新曲の音取りが次回の練習から始まります。
濃密なアンサンブルをしたい合唱人、ぜひ一緒に歌いましょう!


第55回広島県合唱コンクールに行ってきました(その4)


合宿とかいろいろあって止まってましたが、
広島県合唱コンクールの感想はまだまだ続きます!
本当に大変な部門。。

大学職場一般部門 混声合唱の部

1.合唱団 ある(混声50)
(G2 / 千原英喜 「世の中には途法も無い仁もあるものぢゃ」)


「合唱団ある」は、広島県合唱コンクールを突破して中国合唱コンクールにコマを進めました。
なので簡単な感想だけ書いておきます。

課題曲、雄大さと味わいがあって、歴史を重ねた大合唱団の風格を感じました。
言葉の色が少しずつ変わっていったり、音の向かう方向が見えたりするところが
とても素敵でした。
自由曲は、千原先生の新曲でした。
ダイナミックで、喜劇の要素がふんだんに織り込まれた作品、
掛け声などもあり聴いていて楽しかったです。
あえて言えば、もう少し強音で張りのあるサウンドが作れたら
全体のメリハリが付くかもしれません。
言葉がモヤモヤっとする箇所がいくつかあって、
また、全体を通した時にトーンが似てしまうのが少々気になりました。
それは語感の部分ではなくサウンドとしての洗練度という意味で
さらなるブラッシュアップが必要なのかもしれません。

とはいえ、合唱団の歴史を感じる演奏というのはすごいです。
音の奥行きがあって、たくさんの色が混じり合っている。
味わいの部分では、このコンクール随一の団体だったと思います。


2.合唱団 ぽっきり(混声40)
(G2 / プーランク “Kyrie” / ラウタヴァーラ “Gloria”)


今回の混声部門で涙をのんだのが、合唱団ぽっきりとなってしまいました。
とはいえ、合唱団それぞれの持ち味を十分に出した演奏だから
審査員の先生方も困ったに違いないです。魅力がたくさんある演奏でした。

課題曲。合唱団あるとは違ってぽっきりは若い団体なので
音の持つエネルギーはぽっきりの方が感じられます。
サウンドがストレートに客席に届いてきて心地が良い。
コダーイの持つ味わいという部分は、もう少し欲しいと感じたのですが
こちらも大合唱団らしくしっかりと聴かせきった演奏だったと思います。
洗練された演奏と感じるだけのクオリティがありました。

自由曲、これも課題曲と印象は同じです。
良く整理されていて骨格の良く見える演奏。エネルギー溢れる演奏だと感じます。
サウンドに統一感があるので、聴いていてストレスが無くすっと耳に入ってきます。
こういうところが最大の長所なのだと感じます。
指揮者の縄さんの棒も振り過ぎず、抑制された統一感のある美しいもので、
合唱団はそれに良く応えた演奏だったと思います。

トータルで少し気になったのは「味わい」の部分、
言葉の色や演奏のトーンの変化をもっと感じたいと思いました。
例えば、コダーイやGloriaなどは言葉の中にもっとドラマがあるのだろうと思います。
音の美しさは十分に持っているので言葉の持つ色や熱量が加わっていけば
演奏がさらに深まるのではないかと感じました。

とはいえ・・・これだけのクオリティを作り出す合唱団ぽっきりは、
やはりすごいです。演奏者の情熱は十二分に伝わってくるステージでした。

客席でこの混声部門の2団体を聴きながら、
もうどっちがどうなのか、さっぱり判らない状態に…。
どっちもそれぞれの良さを十二分に発揮している。選べないよね、と。。

(つづく)

第55回広島県合唱コンクールに行ってきました(その3)


大学職場一般部門 室内合唱の部

2.室内合唱団“零”(混声17)
(G1 / 西村朗 「蝶を夢む」 より 「(第一曲) 一つのメルヘン」
    池辺晋一朗 「五つのマドリガル」 より 「ひどいめにあわせやがる」)


室内合唱団“零”は室内合唱の部で1位金賞を獲得して
中国合唱コンクールに出場が決まっています。
という事で、簡単な感想のみ。少々辛口かもです。

まず気になったのは、課題曲、自由曲ともに
確信をもって演奏を打ち出している感覚が少々薄かった気がします。
ただ、基礎能力の高いメンバーがそろっている合唱団ですので
これは中国合唱コンクールまでには修正されると思います。

それともう1点、言葉の意味と音を一致させる作業が必要と感じました。
どの曲も、演奏は基本的に美しいので、十分に聴かせられるだけのレベルがあります。
ただ、音が美しい分、言葉のパッションがどうしても必要になってくる。
音でなく言葉で聴かせるところを、もっと作ってもいい印象があります。
これも中国合唱コンクールでの演奏に期待です。

モンテヴェルディ、邦人2作品ともに、
音楽の彫刻がさらに深まることを心から期待しています。


3.合唱団うたがき(混声11)
(G1 / 三善晃 「五つの願い」 より 「春だから / 子どもは・・・ / 若さのイメージ 」)


以前「サルがきッツァーコンサート」でご一緒した、個人的にとても応援している団体です。

課題曲、何か所かミスが散見されたのがまず惜しいところです。
すぐに立て直したのは良いのですが、ハーモニーが揃わないところがあって
なかなか難しい演奏になった印象があります。
室内合唱的な雰囲気は十分に感じられる演奏なだけに、もったいなかった。

自由曲、この3曲とも彼らにとって理解の深い作品だと思います。
演奏の構成感も良く、説得力があり
歌のそこかしこに、音楽に対する愛情がにじみ出ている。
だからこそ、全体的にハーモニーが揃わなかったのが本当に残念!
三善作品の持つ、美しい和声の展開を聴かせることが出来なかったのはもったいない。
もっともっと優れた演奏をする団体だ!という事を知っているだけに
コンクールという舞台の怖さや、練習で必要なことをどうやって積み上げていくか?
という難しさを、演奏を聴きながら改めて感じていました。

もっと端正で味わい深い演奏をする団体というのを知っているので
(今年の広島県のアンコンとか、実にクオリティが高かったのです…!!)
聴いている私も少々残念でした。もっと良い演奏ができるはず。。

(つづく)

第55回広島県合唱コンクールに行ってきました(その2)


という事で、広島県合唱コンクールの感想を書いていこうと思います。
今日は、ひかりカレッジクワイア、次に「寺漢」の2団体です。


大学職場一般部門 大学ユースの部

1.ひかりカレッジクワイア(混声35)
(G3 / 信長貴富 「ポール・エリュアールの3つの詩」より
    「Ⅱ.わたしは孤独ではない / Ⅲ.メッセージ」)


昨年結成されたユース団体ですが、結成1年目で全国コンクールまでコマを進めました。
大学ユースの部は1団体だけなので、中国合唱コンクールにコマを進めましたので
簡単な感想だけを書いておきます。

1年目の県コンクールとは大きく違って、密度と構成力が増した演奏でした。
課題曲はゆとりの演奏、サウンド感や消えゆく音の流れが美しく
実に安心して音楽に身を任せることができた印象です。
自由曲、音楽のテンションが上がっていく部分でも指揮者は振り過ぎず
音楽にゆとりを与えることに成功していました。

これから1ヶ月、さらに精度を上げていかれると思うのでとても楽しみですね。


大学職場一般部門 室内合唱の部

1.Mens' Vocal Ensemble “寺漢”(男声24)
(M4 / コルネリウス “Ach, wie nichtig, ach, wie fluechtig” リン・ミンチェ “Ave Maria”)


昨年の広島県合唱コンクールで、指揮者の寺澤さん自作の作品を演奏して
客席で疲れて寝ている中高生を全員叩き起こして(苦笑)
演奏後、会場を拍手の渦に巻き込んだ衝撃の団体です。
その時の結果はなぜか銅賞だったのですが
「あんなことコンクールでしていいんだ…」という驚きを
中高生に与えた1点だけでも、大きな意義のある演奏だったと思います。

今年3月の広島県アンコンでは見事にグランプリを獲得!
男声合唱とサックスという実に珍しい編成の作品で、圧巻の演奏を聴かせました。

今回の広島県コンクールでは、5位銀賞という事で
中国合唱コンクールに進むことはできませんでしたが、
今回も充実した演奏を聴かせてきました。正直、とても驚いた。

課題曲M4、耳障りは良いが歌うのは実に難しい木下牧子の「鷗」。
もっぱら飲み会の最後ごろに歌われることが多い気がしますが(汗)
それだけにちゃんと歌った演奏を今まで聞いたことがあっただろうか??

寺漢の演奏は、この課題曲が抜群に良かった!!
最後ごろ、1か所だけ和声が決まり切らなかった瞬間があったと思いますが
これだけ全体の完成度が高ければご愛嬌といったところです。
実に素晴らしかった。

早めの小気味よいテンポ感で演奏することで、音楽の後半で「胃もたれ」するのを防ぎ、
また男声合唱特有の密集和音で濁りが生まれるのを実にうまく回避していました。
サウンドは明るく、しかし深みと滋味を持ち、自分たちの歌声に酔いしれることが全くない。
結果として、シャープな男声で力強い意思を持った演奏をすることに成功!!
これほどまでにカッコいい「鷗」は、そうそう聴けるものではありません。

わたしは、もうこの演奏を聴いただけでノックアウトされてしまいました。。。

自由曲、1曲目のコルネリウスになってもそのシャープな男声合唱のサウンドは引き継がれました。
ただ、少し全体のハーモニーというか構成感がフワフワした感じとなり
音楽が不明瞭なところも何か所か見受けられました。
指揮者の棒の助けを借りて歌い切った印象もあるかも。
シャープな歌声と構成感がさらに噛み合った演奏となれば…と惜しまれます。

自由曲2曲目、この作曲家は中華系の作曲家でしょうか。
初めて聞いた名前だったのですが、きっとわたしが不勉強だからだろう…(-_-;;
Ave Mariaの歌詞のAve、Ave、Aveと繰り返す雰囲気は
松下耕先生の女声合唱“Ave regina coelorum”のような華やかさがあります。
アップテンポの中で音楽が進んでいき、鮮やかでした。
こちらももう少し明快になったような気もします。
「鷗」があれほどまでに鮮やかだっただけに・・・。

とはいえ、寺漢という男声合唱団のポテンシャルの高さと
構成感が感じられる演奏でした。
彼らの作り出す、聴き手にとって見通しの良い音楽は
演奏を好きにさせてしまう魅力がありますね。
また演奏を聴くときがとても楽しみです。

(つづく)

第55回広島県合唱コンクールに行ってきました(その1)


今日は、広島県合唱コンクールに行ってきました。

自分が出演者の立場ではなく純粋に演奏を聴きに行く、というのは
プレイヤーだと余り出来ないので貴重な機会です。
たくさんの魂こもった演奏を聴いて大いに触発されました。
演奏された皆様、お疲れさまでした&ありがとうございました!

今の広島県合唱コンクールは、
県大会を抜けるのが大変なコンクールの1つだと思われます。
大きいところでは合唱団ある、合唱団ぽっきり、去年新たに登場したHiroshima Kantorei。
他にも、男声合唱団の「寺漢」、などなど。

まるで支部大会のような有力団体ばかりが出てきます。
この団体たちで4つの支部大会の切符を争っています。
全部の団体を一括審査して部門ごとの1位から抜いていく、という形です。

去年初めて聴きに行ってレベルの高い争いに驚き、
(まぁたぶんここが行くんじゃないの?的な想像が全く出来なかった…)
また今年も聴きに行ったのですが、昨年以上の大々混戦ぶりに驚きました。
本当に良い演奏が多かった!!

という事で、演奏を聴いた団体の感想を書いていきたいと思います。
ただし、中国合唱コンクールに出場される団体は無し・・・
と思ったのですが、さすがにもったいないのでf(^_^;
簡単な感想を少しだけ書くことにします。
(中国合唱コンクールは聴きに行けないので…)


県コンクール終演後の悲喜こもごもを見ていると
皆さんが懸命に紡いだ音楽はこのように聴こえてきていたよ!
と書いておきたいと思いました。
一生懸命取り組んだものだけが得られるものがあると感じます。
それは、音楽の中に必ず聴こえていただろう、と思うんです。

(つづく)

久しぶりの近況報告(つづきのつづき)


3日連続の記事なんて、あれやこれや時ぐらいではないかな?

・・・という事でまた少しずつ、blogを書いていくと思います。

合唱界はもうすでにコンクールシーズンに入っていますが
今年は「全国コンクールあれやこれや」をやらない予定です。

その代わり、たくさんの合唱団の演奏を聴いて何か書いていければと思っています。
県大会や支部大会は、本当にたくさんの素敵な演奏が聴けます。
去年の九州コンクールで聴いた「合唱団い~すたん(沖縄県)」の演奏は
いまだに忘れられない。
他にも、自分たちの表現を存分に聴かせてる演奏や
技術的にはまだまだ足りなかったかもしれないけれど、
演奏者の心の動きが手に取るようにわかるナイーヴで素敵な演奏。。

県コンクール、支部コンクールを聴くのはおススメです。
聴きに行けば、自分の好きな演奏、好きな団体が必ず見つかると思います。
全国コンクールへ、支部コンクールへ進むことは出来なかったけど
自分だけがその団体の良さを知っている・・・というのって素敵ですよね。


そういうたくさんの合唱を聴く耳が、合唱界を豊かにするのだろうし
自分たちだけの小さな世界(合唱団)にしてしまわない方がいいと思う。
もったいないですよね、せっかく時間をかけてやっているのだから
自信をもって活動していきたいものです。

社会の中における合唱の位置付けが変わらないかな?
と思っています。

今はまだ微妙かもしれませんね。
「合唱はカッコいい」と思う。
世の中のたくさんの楽しみの1つに合唱がある、
という状況になっていきますように。
そのためにも、実際の活動とblogと、大事にしていきたいと思っています。


今週末8/21は広島県合唱コンクールがあります。
どんな演奏が聴けるかな?楽しみにしています!!

(この項おしまい)

久しぶりの近況報告(つづき)


・・・2日連続の記事とは、これまた久しぶりです(苦笑)。
昨日の話の続きとなります。

メンデルスゾーンに取り組んでいて、これは面白い!と思うのは
ロマン派作品は、様々な楽曲解釈ができることでしょうか。
(もちろん基本的には楽譜通りなのですが)
楽譜通りに演奏すればよい、というものでもないというか
アゴーギグが動く余地が存分にあるのが感じられます。
その辺りに、演奏者のセンスがにじみ出てくる…と考えると
夜もおちおち眠れません。。。+_+

また、1回コンクールで取り組んだからといって、
そこから得られることなんて本当に少ないし、作品が本当に奥深い。
継続して取り組んでこそ、何かが得られるのか?と考えています。
ロマン派作品群の豊かな森を自在に歩くには
まだまだ足りないことだらけですが、夢中になっています。

そういえば、モンテヴェルディに継続して取り組んでいた
15年前ぐらいのことを思い出すと
なーーんにも判らないまま練習・演奏していたなぁと反省しきりです。
でもあの時も夢中で練習していました。
何も知らなかったからこそ、ひょっとして今よりもひたむきだったかもしれない。

今の自分はどうなんだろう。
あの頃のように
怖いもの知らずで突っ走っていた純粋さではないけれど
今の自分に見える風景の中で、自分を賭けて取り組めているのは幸せです。
それは、ともに駆け抜けてくれる、とても頼もしい仲間たちがいてこそです。

(つづく)

久しぶりの近況報告


最近全く書いていませんでした、ご無沙汰しています。

ネタが無い、というわけではないです。ネタはイッパイあると思う。
ただ、文字化するという作業はやはり手間がかかるので、
そこまでの欲求は無かった、という事でしょうか。

まず合唱団の近況から。
主宰している合唱団、Chorsal《コールサル》では現在、合唱コンクール用に
モンテヴェルディとロマン派作品(メンデルスゾーン)に取り組んでいます。

合唱団創立2年目から4,5年連続して、ほぼモンテヴェルディだけに取り組みました。
途中、スポット的に取り組んだ時もあったけど
コンクール曲として取り上げるのは10年以上ぶりでしょうか。

ロマン派作品、これはChorsal・・・というよりわたしが最も苦手としている作品群。
メンデルスゾーンもスポット的に取り組んだことはありましたが
コンクール曲として取り組むのは初めて。
今回は小品2曲を選んでいます。

久しぶりのモンテヴェルディの方は、その当時のメンバーはほとんどいないのですが
ああいったドラマチックな曲をするのに、どこかしら慣れているのかもしれません。
仕上がりはともかく、十分に楽しんで練習が出来ていると思います。

メンデルスゾーンについては、苦難の連続です。
3月に行った6thコンサートでロマン派(ブラームス)に取り組みましたが
その延長線上で取り組んでいるはず。でも底なし沼のように上手くいかない。
それは、ロマン派作品は基礎的な技術が十分に磨き上げられないと
いくら解釈をしようとも音楽として成立しえない、ということだと思います。

シンプルな曲たちのはずなのに、やることが一杯あって時間が足りない。
音がきれいにならない、ハーモニーが合わない、言葉が発音できない・・・etc.
本当に美しい曲だと思います。やっていて幸せなのは間違いない。
ただ、聴いている人が幸せを感じるには、まだまだ努力が必要なようです。

(つづく)