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何かを発信するならば(その2)


前回の続きというか、関連のあるお話。

わたしは、Twitterを実際に使い始めて5,6年経つのだと思います。
使っていて実感するのは「短いセンテンスで物事を伝える筆力が不可欠」という事。
今の若い人たちは本当に上手だし、面白いですね。
キャッチーな言葉や、尖がっている内容だったり、目を引いてしまう言葉使いなど。
そういうモノがあると、呟きはとても面白く読めます。
いやいや、ホントに面白い。。。

もう1つ象徴的なのが、それらも「すべて流れ去っていく」という事。
どんなイイ事を書いたとしても、どんなに面白くても、すべてツイートラインの流れの向こうへ消えていく。
何とも刹那的です。だからなのでしょうか?
必要以上に刺激的な言葉のツイートが目を引き、印象に残ります。

どういうアイテムを使うか?という事が、人間の行動原理や思考回路を変えていくものです。
馬が最速の交通手段だった時代、汽車、飛行機・・・。
ラジオからテレビ、そしてインターネットへ。
それに合わせて人間は、生き方考え方を変えてきました。
という事は、TwitterやFacebook、LINEなども
間違いなく現代人の思考を変化させているはずです。
しかもそれはここ5年ぐらいの話のはずです。
あと5年後に今を振り返ると、強烈な変化が見えるかもしれません。

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昨日の記事で
「今は、音楽を作るには「容易さ」「早さ」が大切な条件となっている。」
と書きました。
そしてもう1つ、「解りやすさ」という条件も入ってくるはず。
それが良い悪いという話ではなく、今がそういう時代なのだと思います。

この3条件が好きか?嫌いか?となると、また別の話となりますが
今はこの3つの条件の、最低どれか1つは不可欠なのかもしれない。
これに対応できなければ、時代に取り残される(苦笑)。

むしろ、そこから学べることは無いだろうか?
合唱音楽の演奏自体も、時代を経て変化していくはず。
古き良きものを次の世代へ伝えていくこと、
今を生きる人たちのための音楽であること、
どちらも大切なことだと考えています。


何かを発信するならば


このBlog、コールサルHP用のコンテンツとして書き始めたもので
開始したのが2004年5月末でしたから、もう13年になります。

まだBlogというものも珍しく、HPを持っている合唱団は多くありましたが
まだまだ黎明期と言ってよいかもしれません。
あの頃は、わたしも記事をジャンジャン書いていました。
めずらしさも手伝って、書きまくっていた気がします。
ちょっとした使命感のようなものもあった気がf(^_^;
全国コンクール出場団体の紹介文を(勝手にw)書き始めたのもこの頃。
ちょうど愛媛県で開催されるという事で、コールサルメンバー向けに紹介文を書いたのでした。

その頃と比べると、今は隔世の感があります。
演奏の感想もTwitterで即時流れる時代になりました。
Twitterが無かったころは、Blogがその代わりをしていたところもあって
重宝されたものでした。(遠い目)

先日選曲をしていて思ったのですが
今はYoutubeもニコニコ動画もあるので
聴いてみたい曲の音源があっという間に聴くことが出来ます。
知識を得るのも、ネットを使えばほぼ何でも手に入る。

昔と比べて、すごい早さで物事が進んでいく。
今は本当に恵まれていると思う。
そしてネット環境が無い時代を知らない若者たちは、
今が早いのだ、という事を知らないはずです。
そしてこれからは、もっと早くなっていくのでしょう。
きっと、瞬時の時代が来る。

しかし、合唱音楽という超アナログなものを作り上げる過程にかかる手間は
当然の事ですが全く簡単になっていません。
むしろ逆に難しくなっているかもしれない。
「人の心」よりも先に、物事が進んでいってしまう危うさ。

だから今は、
短時間で気持ちを判りやすく重ねることが出来る曲やシステムが
「良いもの」とされているような気がします。
今は、音楽を作るには「容易さ」「早さ」が大切な条件となっている。

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モノの価値というものは移ろいで行くもので、永遠ではない。
同時に、人の心の根っこの部分はどの時代も変わらないとわたしは信じています。
そこにこそ、わたしは何かを発信する意義を見出しています。
これからも変わっていくものと、ずっと変わらないもの。
その2つを埋める音楽を求めていきたいと、わたしは考えています。

「今から百年後に・・・」というタゴールの壮大なスケールの詩がありますが
そこまで遠大でなくとも(笑)、
次世代へ渡していくために今すべきことがある気がします。
その一助となるべく、これからも活動をしていこうと思っています。

Chorsal《コールサル》の新ホームページ


また久しぶりになってしまいました。

Chorsal《コールサル》という団体が結成されたのが2000年2月、
そして初代HPが完成したのが、このBlogが始まったのとほぼ同時期。
たぶん2004年5月のはずです。
Blog「指揮者の独り言」は、コールサルHPの1コンテンツとしてスタートしました。

コンクール絡みの連載をした関係で、コールサルよりもBlogの方が有名になったりして
それってどうなのよ?という感じでしたがf(^_^;
今はどうなんでしょうね。

そんなコールサルHPが、2017年4月2日にリニューアルされました。
4月1日には出来ていたのですが、ほら、エイプリルフールに発表しても…(笑)。
今回のHPは第4代目となります。情報も多くてスッキリ。
自画自賛のお気に入りです(笑)。
https://chorsal.jimdo.com/

ぜひ一度ご覧ください!\(^o^)/

そして、春は出会いの季節。
このHPをきっかけに新たな出会いがありますように!

春こん。に参加してきました


先ほど帰宅、大変疲労しております。。何でかな?と考えると、よく歩いたからでしょうね。
田舎は車社会なので、東京滞在中は地元に居る時の数倍歩くことになります。
今回はちょっとしんどかったですね。。

2月26日、浜離宮朝日ホールで開催された「春こん。現代音楽部門」に参加してまいりました。
メンバーは様々なアクシデントを乗り越えようと十二分に努力していたし
その点では本当に良くやった!と褒めたい気分です。
今回もやり切った演奏が出来た気がします。

ただ、演奏の出来としては・・・。( ゚Д゚)

いろいろと思うところがありますが、
ただ演奏後にいろいろ書いても言い訳に過ぎないし
聴いてくださった皆さまからいただいた感想と、
審査員の先生方の評価が的確に表しているでしょうから
いろいろな角度から分析して、皆で共有していきたいと思います。

あと感じたのは、春こん。はやはりレベルが高い!!
絶対評価での審査というのも厳しいですし、出てくる団体がどこも洗練されている。
選曲もバラエティ豊かだし、層の分厚さを非常に感じました。
東京恐るべし。
よい勉強となりました。ありがとうございました。

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今回の前日・当日練習の2日とも、
合唱団あべ犬東の皆さまに見学していただきました。
来年、ジョイントコンサートをしよう!という企画が進行中です。
時期詳細未定ですが、東京開催ということだけは決定しています。
わたしは個人的に存じ上げているメンバーも多いのですが、
今回の春こん。で、合唱団同士としては初遭遇となり、いろいろと楽しみです。

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とにかく3つのアンコンに出るというのは、結果として得たものがとても大きく
ちょっと無謀ではありましたが(苦笑)、仲間とともに駆け抜けられたし
今後の課題もハッキリしたし、企画としては成功したと思っています。

本番後、メンバー何人かと築地場外市場へ昼食を食べに行き
マグロ丼と生ビール(昼間からスミマセン)で労い合うことが出来ました。
良い時間、楽しい時間でした。

帰りの行程は、26日中に帰るメンバー、27日に帰るメンバーがいるため
その打ち上げの輪からメンバーが少しずつ抜けていきます。

「お疲れさまー。また松山で!」

さっきまで声と思いを重ねて1つのモノを作っていた仲間が帰っていく。
もうあのステージの瞬間は2度と戻ってくることはなく、
確かに今回は万全の演奏では無かったかもしれないけれど、
こうやって東京の地で歌い切ったことは。1つの小さな奇跡だったのかもしれない。

こうやって、合唱での一期一会がまた1つ終わりました。
次にどういう思いが重なっていくだろう。
これからもまた、松山の地で精進していきたいと思います。

言葉の力(愛媛県合唱指導者講習会で)


随分久しぶり、そして今年初めての更新となります。

今年も、当Blog「指揮者の独り言」をよろしくお願いします。


さて昨日2/19は、愛媛県合唱連盟主催の第1回合唱指導者講習会が
本山秀毅先生をお迎えして行われました。全3回のシリーズとなる予定だそうです。

愛媛県内の各団体の合唱指導者、リーダーたちが集まっての講習会、
他県では普通のことかもしれませんが、画期的な事業でした。
指導者といっても、合唱団の違いは多岐に渡るため、
本山先生もどこにフォーカスしてお話していいか?にずいぶんと苦慮されているようでした。
一番多かったのが中高合唱部指導者だと思われ、
その方々へのメッセージが多かったような気がします。

ただ、子どもたちへの指導方法は、大人たちへの指導にそのまま使えるものばかり。
(逆は難しいですが)
非常に示唆に富む講習会となったことに、感謝しています。

本山先生の講習会、本山先生の音作りのやり方やコンセプトを一通り説明しながら、
また途中から先生が実際に合唱団を指導して…という時間もあり、
納得するところばかりの内容でした。


個人的に得るところが非常に多かったのですが
個別の内容はともかく、1つに主役するとすれば
それは「言葉の力」という事になります。

個人的に疑問に思っているところや、あいまいなままやっていた部分も
講習会でお話するということは、具体的な内容と言葉が一致しているわけで
自分のやっていたことが言語化して補完されたり
どこが謎なのか?も判らないところが、はっきりと言葉で説明できるようになったり
本山先生の方法論や考え方と、自分の方法論考えてきたこととの同じ部分、
また違った部分などの差を発見できて
納得したり考えたり、の連続となりました。


物事を認識するためには、言語化が絶対条件です。
言語化されないというのは、誰にも認識されないのと同じことです。


おそらく本山先生にすればもっともベーシックなパターンだろうし、
他県の指導者たちからすれば当たり前の事だったかもしれません。
それでも、言語化されて認識できたことはとても大きかった。

本山先生は、Facebookで書かれたエッセイ?が1冊の本になるぐらい
言葉を操る力に富んだ先生です。
今回の講習会でも、様々なところからその一端を垣間見ることとなりました。
言葉の選び方、挟むタイミング、順序、言葉の発し方、
そして言葉と言葉の間の作り方。

疑問だったことが、本山先生によって言語化され
それが筋道通った説明で自分の中になだれ込んでくるようで
膝を叩きたくなるような事ばかりでした。

ただ、自分でそれらを扱えるようになるには
もう少しの考察と熟成が必要だと感じています。
本山先生の言葉はやはり先生の言葉であって
自分の言葉として説明できるようになって初めて
人に伝えられるようになるのかもしれません。


本山先生、
非常に有意義な時間をありがとうございました。
第2回目の指導者講習会も、とてもたのしみにしています。