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スプリッツァー・スプリングコンサート2009(後編)

風邪かと思っていたら、花粉症がひどくなっての微熱でした。
しかし今年はひどいなぁ…。(-o-;;


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「シャガール」のあとが休憩、
そのあとに「シャガールと木の葉」の作曲家の北川さんと
指揮者の今釜さん、スプリメンバーの「歌うコンシェルジュ」さん、
3人でのトークがありました。
今日のコンサート後半で初演される「南の国の子守唄」の話とか
興味深く聞くことができました。(^-^)


さて、後半です。
ここからは、指揮者の今釜さんが1曲ごとの解説をしながらの演奏でした。
解説が入るとどんな曲なのかが判って
また、今釜さんの解説が判り易くて(語り口や話の構成がとても良かった)
音楽が身体に入ってきやすかったです。

…しかし途中で、朝4時半起床で2時間睡眠で
高速道路を突っ走って来た影響がちーと出てきたのですが(すんません-_-;;)
ちゃんと気は確かに持ってました。。

昨年の課題曲だったByrd作曲の“Ave verum corpus”や
今年のコンクール課題曲であるKuulaの“Rukous”など
これまた興味深い選曲。
「マイノリティの音楽」と題された後半ステージには
マジョリティには無い個性溢れる曲が並んだ、と言えるのではないでしょうか。


それにしても…。
どれもこれもどれもこれもどれもこれも難しい曲ばっかり。(-_-;;;


さて、後半ステージ最後の2曲が
北川さん作曲の「南の国の子守唄」と、
西村さん作曲の「チベット民謡と声明による3つの歌」でした。
どちらも委嘱初演。

北川さんの新曲は、沖縄の宮古地方の子守唄と沖永良部の子守唄の旋律を元に
作曲されている…と、解説に書いてあります。
伸びやかな琉球の五音音階が、北川さんの作品に共通する美しい旋律と融合し、
転調を繰り返しながら、音の時間が静かに流れていく…。
開放的な音世界でありながら、逆に胸に沁み入るようなハーモニー。
それを、スプリッツァーは見事に表現していたと思います。
素晴らしい演奏でした。

そして、いい曲だなぁ…。


それから、後半最後の曲が西村さんの新曲です。
今釜さんが解説をしている最中に、メンバーが鳴り物を運び込みます。
鈴や小太鼓、シンバル?いや、あれは何というパーカッション??
(すんません、このあたりの記憶がアヤシイ…)
ベースの、そしてテノールも入っての語りにも聞こえる不思議な響き、
女声が入るタイミングも西洋音楽とは全く違う、
どちらかというと「追分節考」にも通じるチャンスオペレーションの音楽。
全く違う音世界が併存する事で生み出される新たな秩序というか
無為自然な事で秩序が存在するのが東洋の音楽、と感じさせられます。
しかし「東洋」と言っても、これは日本の音楽ではない。
中国の音楽的ではあるのだけど、
打楽器群の持つサウンド感や、各パートが独自に唱え続ける旋律が
いつ終わるともしれない祈りの雰囲気を作り上げている…。

それにしてもこの曲、とんでもなく難しい!
しかも、スプリメンバーがパーカッションを担当していて
ということは、歌いながらパーカッションを扱っているわけで
ホント、これだけ難解な作品を解読していってひとつの世界を作り上げるなんて
どうやって練習していたのやら???

この合唱団の持つ音楽理解度と構成力を再確認させられる演奏だった、
と言えるのではないでしょうか?


すごいコンサートでした。博多まで行ってよかった!(^-^)


最後のアンコールは、北川さんが再登場して「ここから始まる」を演奏。
これまた素敵♪


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演奏会後は、スプリの打ち上げに混ぜていただいて
毛ガニを頬張り(笑)、しかし毛ガニの「毛」はやたら痛かった(爆)。
そして、依嘱作品の協賛者にもらえる初演曲2曲の楽譜に
まず北川さんのサインをいただき、
せっかく初演した指揮者が目の前にいるのだから!!
ということで「えー!人生初サインなんだよー…?(困)」
と呻く今釜さんのサインを無理矢理ゲットし(誤爆)
「これから面白い事やりましょう話」に花を咲かせて
大満足で夜の高速道路をぶっ飛ばして、尾道に戻ったのでした。


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という事で、3回に渡った
「スプリッツァー・スプリングコンサート2009」
の感想はおしまい!
スプリの皆様、今釜さん、北川さん、
他にもお会いした九州の歌仲間の皆様、
楽しい時間をありがとうございました!!m(_ _)m


(おしまい)


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