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The Premiere Vol.1 ~真夏のオール新作初演コンサート~


ずいぶん前の話になってしまいましたが。


The Premiere Vol.1
~真夏のオール新作初演コンサート~

2009年8月2日(日)大阪・いずみホール

第1ステージ 混声合唱のための組曲「箱船の教室」
 作詩:小林 香 作曲:松波千映子
 演奏:Choeur Chene 指揮:上西一郎 ピアノ:浦 史子

第2ステージ 女声合唱のための「立原道造の四つの心象」
 作詩:立原道造 作曲:鷹羽広晃
 演奏:PLOVER Pure Blueberry 指揮:伊東恵司 ピアノ:平林知子

第3ステージ 混声合唱のための「かなうた」第1集
 作詩:みなづきみのり 作曲:北川 昇
 演奏:Vocal Ensemble《EST》 指揮:向井正雄

第4ステージ 男声合唱とピアノのための組曲「天使のいる構図」
 作詩:谷川俊太郎 作曲:松本 望
 演奏:なにわコラリアーズ 指揮:伊東恵司 ピアノ:平林知子

第5ステージ 無伴奏混声合唱のための「アニソン・オールディーズ」
 演奏:全団体 指揮:いろんな先生


ほぼ満席(しかも若者がたくさん!)のいずみホールで、
日本有数の合唱団の演奏による新曲披露コンサート。
しかも、楽譜はロビーにてすでに販売している、という企画。

こんなに恵まれた環境で初演を迎える事ができた曲って
他には絶対ないだろうなーと強く思う。
「楽譜がすでに販売中」というのがすごい。
混声2曲の楽譜は早速買いました。(^-^;;


そして予想通り、とてもすばらしいコンサートでした。
行ってよかったー!


それでは簡単に曲を聴いた印象を。

第1ステージ
これはとても素晴らしい曲だと思いました。
聴いていて情景が浮かんでくる。音と言葉の繋がりが心地よいんです。
自然と空想をどこまでも広げていく事が出来るのは若者の特権。
その無垢な心と何気ない日常が交錯していく浮遊感がとても素敵!
きっとこの曲は、たくさんの人が歌うようになると確信。
しかも、シェンヌの演奏がまた上手いんだ、これが・・・。

第2ステージ
立原道造の詩の思索にふける雰囲気を、そのまま音にしたような作品。
明るく美しく・・・という曲ではなく、手に届かないものに対する想い・・・
のようなものをさりげなく音にしてあると感じました。
重苦しさとさりげなさを内包する美しさ。
難しい曲だと思いますが、プラバ・ピュア・ブルーベリーの子供たちの美しいサウンドが
立原道造の世界の、最後の1ピースを作ったと感じます。

第3ステージ
北川作品の持つ美しい旋律とひらがなだけで書かれた詩による日常が
自然な音となって現れた作品。聴いていて心が温かくなる。
北川作品の特徴である耳にスッと入ってくる音ゆえ、
当然聴き手も心地がよい。
ESTの豊かな表現力が、曲の持つ幸福感を感じさせる。

第4ステージ
この曲だけは、ちょっと聴き方を失敗(涙)。
プログラムにあった歌詞を追いかけながら聴いていたのだけど
「いくつもの詩を組み合わせたコラージュ」となっていたため
歌詞を追いきれずにあっという間に迷子。
残念ながら集中力を欠いてしまった。
もう1回演奏が聴きたいぞー!音源が欲しい!(ToT)
なにわコラリアーズの演奏は細やかかつダイナミック。
なにコラはやっぱりなにコラ、素晴らしすぎて説明不要。

第5ステージ
説明不要で楽しめるステージ。
楽譜を買わなかったがそのうちきっと買うんだろうな。
どの団体も芸達者、笑いながら聴くことが出来たのだけど
ちょっと面白かった?のは、「アニソンを歌うシェンヌ」と
「アニソンを歌うのに踊らないEST」だった。
…わたしはいったい何を期待しているのやら(スミマセンッ)。


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このコンサート、Vol.1ということなので
これからも続いていくのでしょう。
時間が合えばぜひ聴くべき!なコンサートだと思います。

もう1つ、この日聴いた曲たちが
これからどのように歌い継がれていくのか?という事にも興味があります。
これから実際に歌っていく人たちがその曲を深めていく。
何年かあとに聴いた時、まったく違う印象を持つかもしれません。
むしろそうならないと、時代を超えて曲が残らないのではないか?
とも思うのです。


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