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3人の作曲家のそれぞれの想い(その1)


まだ10日ぐらいしか経ってないわけですが、ずいぶん前の事のようにも感じます。

GW最終日の5/8はCANTUS ANIAME 20th.コンサートに出演しました。

そもそも、遠隔地団員の身分でオンステするのは非常にハードルが高いのですが
今回も例外なく難曲揃いのコンサート、半泣きの状態で孤独な練習をしていました。
上京してから自主練習などでメンバーの皆様に救っていただいた感じ。
本当にありがとうございました。

今回の20thは、3人の作曲家の新作が並びました。
歌い手として、どの作品も思い入れをたっぷり持つことができた幸せ。
新しい音楽が生まれる瞬間に立ち会うというのは、そうそうある機会ではありません。
しかも3つも!!

まず第1ステージ。
安藤寛子さんの新曲「智恵子への手紙」は、
高村光太郎「智恵子抄」で知られる、高村智恵子の手紙を基に作られた作品。
作曲家の「生きるという事は?」という問いかけが、智恵子自身の手紙を通して語られます。
詩ではなく手紙を題材としたことで、言葉を伝えるために朗読部分もあったり
ステージの空間全体を使って表現していく
シアターピース的な合唱作品に仕上がっています。

個人的には、楽譜を見ても??で、練習音源を聴いた時点でも??だったのですが
(すみません-_-;;)
わたしが全体練習に参加して全体の音が鳴り、作曲家の強烈な想いを聞き
歌い込んでいく中で、わたしは心惹かれて大好きになりました。
1つ1つの音が哀しくて悲しくて…、音空間の中に安藤さんの想いが痛いほど充満している。
生きるという事はつらく哀しい。
そんな苦難の中でも、
智恵子は間違いなくこれ以上ないほど懸命に生き抜いた。
わたしはこの曲から、それを知りました。

(つづく)

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