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「コンクール出場団体あれやこれや2015」(その18・女声合唱団フィオーリ)


今日3団体目!

6.女声合唱団フィオーリ(女声34)
(F2 / 三善晃 童声合唱とピアノのための組曲「のら犬ドジ」 より 「ないてる・・・」)


島根県は、日本で2番目に人口の少ない県なのですが
中国地方でも屈指の合唱団・合唱人、そして声楽家を輩出する県です。
テノールの錦織健さんは島根県出身の方だったはず。
島根県は中学校・高校でも合唱が非常に盛んで
コンクール等で名前を聞く団体がいくつもある印象。
大学も、島根大学混声合唱団が近年は連続して中国代表になっていたし
一般部門も、ゾリステンアンサンブル、フィオーリ、松江市民、フライエ・クンスト等々、
高いレベルの合唱団がいくつもある県です。

そういえばわたしのやっているChorsal《コールサル》にも
松江北高校のOBがメンバーで入っています。良い声!!
ありがたい事です。。(-人-)ナムナム

指揮者の石橋先生は、松江北高校で何度も全国コンクールの舞台を踏んでいる
島根県を代表する指揮者の先生です。
わたしも何度もお話させていただいていますが、
気さくなお人柄でいつも声を掛けてくださって、
本当にありがたい限りです。。

さてそのフィオーリ、今年の課題曲はF2、メンデルスゾーン。
声楽的に十分な力を持つ団体ですから、その辺りのストレスは一切感じないはず。
また旋律線の美しい作品ですから、サラッと演奏できてしまうのですが
ロマン派の作品の持つ深みと奥行きを、どこまで表現できるでしょうか。
ロマン派は確かに難しいですが、合唱団の力量を推しはかるには
もっとも最適な曲かもしれません。
果たしてどのような演奏を聴かせるか?

自由曲は、三善作品「のら犬ドジ」。
フィオーリは劇的な作品を得意とする団体、という印象があります。
西村朗「永訣の朝」では、「永訣の朝」「無声慟哭」で全国コンクールに出ていますし
去年は信長先生の「君死にたまふことなかれ」を演奏しています。
今年は、錯綜し複雑な音を持つ「ないてる…」を選択。
作品を深く掘り込む演奏をする時、
長所である声を生かすために、どれだけ声を使わない場所を作るか。
画家が光を描く時、闇の深さを描く事で光を際立たせるように。

演奏を聴かせる時に、演奏者がどのような色のパレットを選ぶか?
そこにその合唱団の思想が現れてきます。
フィオーリは今年、どのような色使いをするのでしょうか。
ぜひぜひ、聴き手にとって印象深く残り続ける演奏となりますように!!

(つづく)

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