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第70回九州合唱コンクールの感想(その4)


昨日の続きです。どこまで気力が続くやら・・・。

7.佐賀大学混声合唱団コーロ・カンフォーラ(混声41)
(G1 / K.Sato “MISSA PRO PACE” より “Sanctus”)


ひさしぶりに聴いたコーロ、どんな感じの団体に成長したかな?と
興味津々に聴き始めました。
そうそう、コーロは学指揮の団体です。もうこれだけで応援したくなる。

課題曲、パレストリーナ。
ベースの立ち上がりは美しくのびやかに、アルトの伸びやかさ、絡みも十分、
そこへソプラノが絡んできて、うーん縦の絡みが少し乱れた?
やっぱこの曲、隙を見せない事自体が本当に難しい(泣)。
とはいえ、全体的に場面の整理が出来ている演奏と感じました。
合唱団の見た目よりは、全体的に声が軽い印象があるのですが
曲の最後まで、場面の移り変わりを見せ続ける事ができた好演。

自由曲、Ken-PのSanctus。
Ken-Pらしい軽やかで美しいサウンドが立ち昇ってきます。
もう少しだけ密度の濃い音色があるとシビレるんだと思いますが
音楽的雰囲気はとてもいい感じ。
ここで気になり始めたのが、場面が移り変わり始めたところ。
パレストリーナでは場面整理がなされていた感触がありましたが
全体が美しいKen-Pサウンドの中で、どういう風に音楽を構築していくのか?
聴き手の耳に新たな場面を提供し続けるのは結構難しいかもしれない。
音楽のピークに向かって進むための要素が、もっともっとあればよかったかも。

学指揮さん、とてもよく頑張っていたと思います。
場面の違いを作るための引き出しを、
まだそれほどたくさん持っていないのかもしれないけど
でも全力で音楽を引っ張り続けていました。
だから音楽が緩む場面は全く無かった。
最後は気持ち。一番大切だな、と。
良いところも、これからのところも全部ひっくるめて
これが今のコーロ・カンフォーラの音。
これからもぜひ、挑戦し続けて欲しいと思います。

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