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第70回九州合唱コンクールの感想(その1)


大学ユース合唱部門
2.九大混声合唱団(混声157)
(G2 / Jozsef Karai “Stabat Mater”)


うわさでは聞いていましたが、今年の新入団員が70人だったそうです。
合唱人的には、余りに景気が良すぎて驚くばかりですが、
この状態から1つの演奏をくみ上げる作業は困難を極めたはず。
単純計算でも1パート40人超。
どうやって練習をしていくのでしょう??

とにかく人数的に「クライネス越え」する規模の団体を初めて見た気がします。
ステージに登場した九大混声は、ステージをフルに使い切ったワイドな並び!
そりゃ当然ですがな(笑)。

課題曲、最初の立ち上がりからしばらくは、さすがに乱れるというか
巨大船が一気に動き出す!かのような雰囲気のまま音楽が疾走していく。
ところが、見た目から受ける印象以上に、
各パートのサウンドが上手くまとめられていて
音楽の骨格、躍動感が作り上げられている。
大合唱団だけに、音量レンジの幅が尋常ではないぐらい広いが
その中で場面をしっかりと演出されていました。

もちろん細かい乱れはそこかしこに出てしまうのだけれども
そこに磨きがかけられていたら、もっと音楽を聴かせられたかな。。
シンプルな4声体の作品だから、
もっと美しくロマン派の陰影を聴かせられれば、とは思いますが・・・。

自由曲。
この大人数を強みとして、フルに生かし切った演奏。
強烈なダイナミックレンジを持つ演奏となったのです。
よくこの曲をまとめたなーと、本当に感心しました。

欲を言えば、
場所によってはもっともっと強烈に破滅的な音がしていいとも思うし
強音・弱音ともに、もっと言葉の意味の強い表現があっても良かった。
その辺りに隙が見えたような気もします。
これは課題曲にも通じる部分でもあります。


とにかく合唱をしていく上での意思統一が
本当に大変だったと思うのですが
今年の九大混声を聴けて本当に良かったです。
力を持っている団体であることは間違いが無いのだから
次に演奏を聴ける時を楽しみにしています。

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