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「コンクール出場団体あれやこれや2014」(その20・合唱団お江戸コラリアーず)


今年の同声部門は不思議な出演順ですね。
ここまでは女声合唱の世界。
ここからは男声合唱の世界。
もうちょっと混ざってくれた方が聴きやすいのでしょうけど(^-^;;
まぁそれはしょうがないという事で・・・。

8.合唱団お江戸コラリアーず(男声87)
(M4 / M.Reger “Freude soll in deinen Werken sein!”)


もうすっかり全国コンクール常連団体となった合唱団お江戸コラリアーず、
通称「おえコラ」。
今のおえコラの突出して優れている点は
単に全国コンクールでの演奏という枠を超えて
何か強烈なメッセージを発信し続けている事だと思います。
賞という結果うんぬんではなく、
とにかく今のおえコラの演奏というか、音楽そのものには主張がある。

ラクビイ、くちびるに歌を、Semann、遊星ひとつ、Fragments。
以上が過去5年間で演奏した作品ですが
どれもが強烈な印象とともに語られる演奏ばかりです。
これってすごい事ですよね。
指揮者の山脇先生は卓越した指導者ですが
山脇先生だけでなく、多くのメンバーが
音楽の熟成過程に関わっているのを音楽から強く感じます。
それが彼らの音楽の特色ともいえる「能動性」を生み出している。
彼らの演奏は、言葉、そして音に命が吹き込まれている。

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今年の演奏曲について、幸運にもわたしは東京都大会を聴く事が出来ました。
わたしは、おえコラが聴けてもうホクホクでした(^o^)
でもその時の感想はここでは無し。
全国コンクールの本番を聴いてのお楽しみです。
皆さん、ホントにお楽しみにしていてくださいね。

M4、信長先生の「うたを うたう とき」は超有名曲ですが
おえコラがどのような演奏を聴かせるのか?
信長作品を得意とする団体だけに、表現もさることながら
音楽そのものの持つメッセージをいかに聴かせるか?に注目したいところです。

自由曲はマックス・レーガー。重厚かつ華やかな作品です。
今までのおえコラの選曲とは一味違う、ロマン派作品。
ドイツ語の的確な表現力と確かなフレージングコントロールが絶対必要です。
おえコラが今までにない新境地を開く事ができるか?!
実力団体が目白押しの同声部門の中でも
特に聞き逃せない演奏の1つと言えるでしょう。

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今は大合唱団となったおえコラですが
昔は苦労した時期が長かった団体でもあります。
2006年、わたしが初めてじっくりとおえコラを聴いた時の感想があります。
コチラです。
今でも懐かしく思い出すことが出来ます。

この時もすでに素晴らしく上手な演奏だったのです。
ただ、思い返してみれば、今ほどの強烈な主張は無かったような気がします。
全国コンクールへ連続出場する事で得た事ももちろん多いのでしょうけど
きっとそれだけではないと思うのです。
一体、おえコラの何が変わったのか?
わたしが勝手に思っているのは「大胆さ」かな、、と。

その大胆さが能動性、さらには音楽の主張を作り出す。
聴いていて楽しく、本当に気持ちがいい合唱団だといつも思います。

今年はどんな演奏が聴けるでしょうか?
皆さん、「合唱団お江戸コラリアーず」をお聴き逃しなく!


(つづく)

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