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「コンクール出場団体あれやこれや2014」(その15・湘南はまゆう)


同声部門3団体目。しばらく女声合唱団が続きます。

3.湘南はまゆう(女声42)
(F3 / 新実徳英 「無声慟哭」 より 「松の針」)


2008年に全国コンクールに初出場した「湘南はまゆう」。
わたしはとても良く覚えています。
それは、コールサルもその年に初出場したから。
ただ、はまゆうとコールサルが大きく違うのは、
前者は、その後全国コンクールの常連団体となり
後者は、誰も知らない合唱団になった、という事でしょうか(苦笑)。

おかあさん大会にも出場されている湘南はまゆう、
しかしおかあさん団体の中でも実力は突き抜けているのでは?
それはやはり、指揮をされている松村先生のお力が大きい。
はまゆうではなく、コンビニさんの演奏を東京都大会で聴いたのですが
すでに完成された非常に美しくダイナミックな演奏。
確か2年ぶりに聴いたと思うのですが、驚きました。
同じ指揮者を頂く団体ですから、コンビニさんの持っている要素を
はまゆうさんも十分に持っていると感じるのです。

演奏曲はF3、そして新実先生の「無声慟哭」。。。

新実先生の「無声慟哭」は、わたしの記憶に間違いが無ければ
2003年に亡くなられた、辻正行先生を追悼する作品だったはずです。
11月1日の訃報を、新実先生は確か、香港かシンガポールだったか・・・
とにかく東南アジアの国で聞かれて、衝撃を受けられたそうです。
その翌年の2004年、辻正行追悼演奏会「ほほえみをありがとう」で初演。

「松の針」の持つ美しい旋律、そして現れる激しいリズム。
深い悲しみの込められた言葉たち。。
初演のステージでは、多くの涙が溢れました。

そして時は流れました。

ラプソディー・イン・チカマツの再演の話を聞くたびに思うのですが
初演のエピソードは決して誰も消すことは出来ないとしても
音楽が新たな命を得て残り続けるためには、
違う人たちの違う想いで演奏される事が不可欠です。
湘南はまゆうが、どのような想いで演奏をされるのか、
とても楽しみです。

こうやって、音楽が新たな命を得ていくのですね。


(つづく)

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