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「コンクール出場団体あれやこれや2014」(その6・東京工業大学混声合唱団コール・クライネス)


大学ユース部門、6団体目の紹介です。


6.東京工業大学混声合唱団コール・クライネス(混声144)
(G4 / H.Berlioz “Sur les lagunes”)


わたしが大学の頃・・・といっても、もう25年ぐらい前の事ですが(笑)
その頃から全国コンクールに出場し続けている古豪・・・ではないですね、
去年のチャンピオンチームですから強豪と書くべきでしょう。

その頃も、そして今年も出場している団体は、そう多くありません。
東工大クライネス 愛媛大学 島根大学 九州大学
このぐらいではないでしょうか。
その頃のチャンピオンチームといえば、京都産業大学グリークラブです。
最近は人数が減って・・・という話を聞きましたがどうなったのかな?
その京産大に肉薄していたのが、千葉大学合唱団
千葉大は今も栗山先生のご指導の下、非常に高いレベルを誇っています。

そうやって考えると、かなり時代は変わりましたね。

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合唱連盟公式ツイッターは、いろいろと役に立つ情報を流してくださる。
同じ道を歩むものとして(笑)大変助かります。m(_ _)m
そのツイッターの記述によると、
すでに25年ぐらい前から140~150人の規模を誇っていたクライネスも、
最初は35人だったとは!
ちょっと考えられません。
35人とは、今のクライネスの1パート(例えばソプラノ)ぐらいの規模(笑)。
4倍増した、という事ですね。株価じゃないのにね・・・
・・・しかもバブル後も暴落せずに。

冗談はさておき、何ともすごい団体です。
その規模を維持するのは並大抵の努力ではないと思います。
ぜひとも良き伝統として続けていってください。

そして、近年は大谷研二先生の指導を仰ぎ、
驚異的なレベルアップをしている団体でもあります。
フォルテッシモのスケール感はもちろんですが、
大人数演奏での強みを最大限に生かした弱音は、
他の大学合唱団にはまねの出来ないクオリティ。非常に美しい。
学生指揮者を擁してのコンクール出場については、ここ2,3年書き続けましたが
人材が集中する東京ならではのレベルの高さを見せつけている感もあります。

今年のクライネスの演奏曲は、まず課題曲G4「鐘」です。
140人超で歌うあの曲だけが持つ深みとは、どのようなものになるのか。
わたしもこの曲を歌うのですが、味わい深い旋律がぐるぐる・・・と
頭の中を回り続けます。自問自答をしているかのように。。
曲の一番最後の答え?に至るまでに、どういうドラマを作る事ができるでしょうか。

自由曲はベルリオーズ!ゴットヴァルト編曲です。
とにかくスケールの大きな合唱団だから、
選曲もそれなりのものを求めないといけない。
ゴットヴァルトの編曲ものにはハイレベルかつ興味深い作品がありますから
新たな地平を拓いていっていただきたい。
(個人的には、マーラーが聴きたいなぁ。
 クライネスで聴いたら感動で悶絶するかも。。)

演奏曲の話に戻ると、
この作品はベルリオーズの歌曲集「夏の夜」の3曲目です。
3.Sur les lagunes (Lamento):入り江のほとり(哀歌)
という題名で、恋人を亡くした漁夫の哀歌、なのだそうです。
webにはいろいろとソロの音源が上がっていますが
この作品をクライネスが演奏するとどのような音楽になるのでしょう。

毎年書いていますが
大学合唱団の枠を超えてぜひともリードしていってほしい団体の1つです。
とても楽しみにしています!


(つづく)

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Comment

編集
ぜんさん、お久しぶりです。
京産大グリーは人数が15人以下になってますし、コンクールにすらもう出ていません。
何年か前に関西コンで見ましたが、「あれ、これがかの有名な京産大グリー?」って感じでした(*´▽`*)
2014年11月07日(Fri) 22:32












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