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「コンクール出場団体あれこれや2014」を書くにあたって(その2)


この企画も11年目です。前回が10年目でキリが良かったので
終わりにしても良かったのですが、それについてはおいおい考えるとして。

長くやっていると不思議な事が起こるもので、
何年か前から、自分のやっていた企画の半分を人様が担当するようになって
しかも今年は、その方から自分がインタビューされてしまう、という(笑)。
実に奇妙な感じです。

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全日本合唱コンクールは、67回の重厚な歴史を持つ一大イベントです。
だからこそ、そのコンクールのみが持ち得る雰囲気がある、
という事にごく最近気が付きました。
先人が長年積み上げてきた成果の上に我々は活動しているのであって
それは大切にしていきたい財産です。

同時に、通信が劇的に発達した現代、
そしてこれだけの多様性を許容しうる時代にあって
このコンクールだけが大きくクローズアップされるのも奇妙な感じがします。
10年ほど前とは雰囲気が激変したとはいえ、
やはりこのコンクールは独特の雰囲気を持っていると思う。
そして、このコンクールの持つ意味合いも、劇的に多様化したのではないか。

以前はシンプルに、金賞シードを取ると勝ち!でした。
コンクール大賞を取る団体が日本で一番上手くて、
日本中から羨望の眼差しで見られたものです。

それがすごい事なのは誰もが認めるけれど
でもきっと、今はそんなに簡単な話ではない。

モノの価値そのものが多様化した。
プロへの登竜門でも何でもないアマチュアの合唱コンクールだから
(プロであれば、当然コンクールで勝つ事が賞賛されます)
その価値付けは自分たち自身がしていくのです。
そもそもコンクールだから「勝つ」ことにも当然意味はあるでしょう。
しかし、それ以外にも意味はたくさんある事を我々は知っている。

勝った負けた、という結果論ではなく、
1つ1つの団体がどんな音楽を演奏したか?という
演奏そのものへの興味は、非常に高くなっていると思う。
賞の色ではなく、音楽が注目されるようになった事、
それは同時に、個性を持った優れた演奏をする団体が
以前と比べていくつも登場するようになった証ではないか?

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その全国コンクールに出場されるそれぞれの団体の演奏に
少しでも期待を馳せていただければ
このblog記事にも少しは意味が出てくるのかな、と思います。

例年通り、わたし個人の知っている情報と
非常に偏った(笑)思い入れの中で書いていきます。
「飲み屋でいっぱい飲みながら仲間と合唱談議」
というスタンスは今年も健在です(笑)。

もう一方の「コンクールあれやこれや」を連載するのは
「原動機 -文吾のホワイトボード」
です。
文吾さんは例年通り、一般室内部門と一般混声部門を担当、
わたしは大学ユース部門と一般同声部門を担当します。

あちらは今年もまた、練りに練った記事を作っているようですよ。
また「負けた~・・・」って思うんだろうな。コンクールじゃないのにね(爆)。

それではそろそろ始めたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。

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