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軽井沢国際合唱フェスティバル2014


早いもので、Chorsal《コールサル》が軽井沢国際合唱フェスティバルに参加して
もう2年が過ぎてしまいました。2012年8月10~12日の日程でした。

夏の軽井沢は、蒸し暑い地上?とは別世界の実に快適な場所。
大賀ホールという最高のロケーションに、とんでもないぐらい熱い合唱人が集っていて
「ここはこの世の楽園か!?」と心底思った時間でした。

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Chorsal《コールサル》という団体は、いわば田舎の定食屋のようなものです。
絶品料理が出せる訳でもなく、ありふれた料理しか出せない店。
そして、常連客?を相手に細々とやっている小さな店。

定食屋のおやじとしては
「もうちょっと美味しい料理が出せるようになりたいなぁ」と思ったりして、
料理コンテスト(笑)などに挑戦してみるものの、連戦連敗。
余りにもコンテストに負け続けるものだから、
「この店、実は不味いのかな?」などと常連客に思われて客が離れたりして
思いとはうらはらな事がしょっちゅう起きている(涙)。

そんな時に、呼ばれたハレの舞台が「軽井沢」でした。

その年、「田舎の定食屋」と同時に呼ばれたのは、
まさに料理コンテストで爆勝を続ける、一流シェフを擁する高級店ばかりだったりして
田舎の定食屋のおやじとしては、一体どんな料理を出したものやら
見劣りしたくない気持ちで焦ってひたすら混乱するばかり。
しかし所詮、定食屋ですから、結局はいつもの定食を並べてみたりして(笑)。
・・・もちろん、気合はいつも以上に入ってましたよ。。


でも、そのハレの舞台では、
そんな定食屋のおやじの力みは一切不要でした。

一流シェフ擁する高級店には、その店ならではの素晴らしさがあり、
田舎の定食屋には、田舎の定食屋にしかない味わい深い良さがあり、
おふくろの味には、家族への愛情が込められている。
料理は、外見や店構えの優劣じゃない。
それぞれの店には良さがあり味わいがある。
料理の価値は、そこに込められている愛情なのだ。。。

そういう事を十二分に知り尽くしたお客様がいっぱいいる。
定食屋が定食屋である事の、かけがえのない価値を思い出させてくれた、
そんなハレの舞台が、わたしにとっての「軽井沢」でした。

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今も、あの時の写真を見るたびに懐かしく思い出します。
あの時の、たくさんの人たちの笑顔は忘れられない。
ヘタヘタな演奏だったけど、自分たちにはこれ以上ないぐらい一生懸命演奏しました。
でもそんな自分たちの演奏を、聴いてくださった方々は全部受け止めてくれた。
合唱やってて良かった。
そう思えた時間があそこにはありました。

人が合唱をする事そのものの価値、
音楽の根幹に視線を向けているフェスティバル。
合唱人に、一度は足を運んでほしいと心から願うフェスティバルです。


今年の軽井沢国際合唱フェスティバルは10月11日(土)~13日(月・祝)、
場所は今まで同様、軽井沢・大賀ホールです。
そして今年はフェスティバル10周年!
新たに街角コンサートも企画されているとか。すごいですね!!


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