TOPConcert ≫ バッハ ロ短調ミサ曲

バッハ ロ短調ミサ曲


MODOKIコンサートの連載はどこいった!?
・・・という感じですが、スミマセン、毎度のことながら止まっていますm(_ _)m
これだけ時間が空くと、記憶は更に美しいものへと昇華している訳で
打ち上げの時に「何の縛りも無く厳しめの感想を」と
S御大に言われた気もしますが(汗)
元々そんなもの書く気が無いというか(凄かったから)
とにかく頑張って書きます。すみません。

題名の件、CANTUS ANIMAE18th.コンサートに出演してまいりました。

J.S.バッハ ロ短調ミサ曲
3月29日(土)午後6時30分開演 渋谷区大和田さくらホール
監修 礒山雅
指揮 雨森文也
オーケストラ iBACHコレギウム
コンチェルティスト
 ソプラノ 安田祥子 川辺茜
 アルト 高橋幸恵
 テノール 大野彰展
 バス 小藤洋平
合唱 CANTUS ANIMAE


ホールの名前の通りに、さくらの美しい季節の演奏会となりました。

出演者側なので、演奏の感想を書くというのはヘンな話ではありますが
これだけは書いておきたい、という事を書こうと思います。
備忘録ではないですね、余りに強烈に刻み込まれた印象のようなもの。

~~~~

今回は、5人のソリストも合唱部分を一緒に歌うという
「コンチェルティスト方式」での演奏となりました。
ソリストが合唱部分も歌う訳ですから、ソロと合唱との一体感が生まれます。
同時に、2時間近くも歌い続ける事となってしまうため
過酷なまでの喉の酷使をソリストに強いてしまうわけで
「この方法はなかなか引き受け手がいない」
と礒山雅先生がおっしゃるのも、本当に頷けます。

その5人の素晴らしいソリストの先生方の歌唱、
アリア、レチタチーヴォが本当に素晴らしかった。

2曲目のChriste、ソプラノ二重唱。
いきなりもうここから、流れる涙をぬぐう事さえできませんでした。
演奏者側として、ここまで泣いちゃっていいのかな?とも思いましたが
どうしようもない衝動は抑えられませんでした。

ソリストの先生方の声が美しいとか、歌が上手いとか
そういうのは当然の前提として、その向こう側の話。

バッハがどういう想いでこの軽やかで喜ばしい音を紡いだのか?
音楽がどういう表情を見せて、次にどこへ進んでいこうとしているのか?
ソリストが、書かれた音に対して
技の限りを尽くして真摯に音楽に立ち向かうからこそ、
そこにバッハの音楽が立ち昇ってくる。
そう、これこそバッハ!!との思いで満たされ
心は揺れ動き続けました。
それは5人のコンチェルティスト全ての歌唱で感じた事。
最後のアリアであるAgnus Deiまで続きました。
バッハへの愛の深いソリストの先生方と共演出来て
とても幸せでした。
素晴らしいバッハを、ありがとうございました。

(そして、アリア、レチタティーヴォの後の合唱では涙も枯れ、
もう「必死!」の一言でしたとさorz)


~~~~

そしてもう1つ。
長大な準備を要したミサ曲ロ短調は終わってしまいましたが
その後には大きな感動と、仲間たちとの深い絆が残りました。

なかなか練習に参加できず、まだまだ全然歌えない自分のために
イヤな顔せず、何度も同じところをやり直してくれた仲間たち。
間違っているところに対して厳しい指摘をしてくれる仲間たち。
バッハの高みに向かって少しでも肉薄するべく、
中高生の合唱部のように練習を続ける仲間たち、
そこに自分も、ほんの少しではあったけど参加できたことが
とてもうれしく思っています。
感謝以外の何物でもない。

こういう経験が、社会人になって出来るとは思わなかった。


通常練習に9割以上参加できず
1人でこれほど長大な作品に取り組むのは
過去最高に苦しい事ばかりでした。何度止めようと思った事か。

自分の力量不足、理解力不足、努力不足、
様々な不足はあるけれど、現時点での限界点は超えていました。
ご迷惑をかけた皆さま、ごめんなさい。


でも最後は仲間との絆が、自分と音楽を繋いでくれました。

「音楽は人なり」

まさにその通りなのだと、感謝しています。


スポンサーサイト

Comment

編集
ぜんぱくさん
演奏会お疲れ様でした。
私も歌うのに必死でしたが、ソロの部分で癒されました。次に歌うパワーをもらえました。バッハってなんて凄い作曲家なんだろうと改めて思いました。
今回CAでこの曲が歌えたことは最高の幸せでした。ぜんぱくさんと一緒に練習できたことも良い思い出です。ありがとうございました。
2014年04月01日(Tue) 11:36












非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL