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「コンクール出場団体あれやこれや2013」(その21・女声合唱団フィオーリ)

東京はいい天気ですね。わたしは室内ですが(笑)。
今日2団体目!

9.女声合唱団フィオーリ(女声32)
(F4 / 三善晃 「オデコのこいつ」 より 「ゆめ」)


2年ぶりの全国コンクール出場となるフィオーリ。
元々は、斐川西中学校のOGが中心となって結成された合唱団、
結成されて28年目の合唱団です。

わたしは3年前、結成25周年の演奏会を島根に聞きに行きました。
それはそれは、とても良い演奏会。
きさくな石橋先生と、メンバーとの軽妙なやり取りがとても面白く
こうやって合唱団が、一つの輪になっているのだと実感したり。
また、客演指揮者に雨森文也先生をお呼びして、
西村朗「永訣の朝」全曲の演奏。悲しみの戦慄が走る音楽でした。
すごかった。。

その時、フィオーリ指揮者の石橋先生に初めてご挨拶させていただきました。
そして今年はもうすでに2回、石橋先生にお会いする事が出来ました。
5月のワークショップin松山、先日の広島県福山市での中高の全国コンクール。
石橋先生は、松江北高校を率いて何度も名演を聴かせた素晴らしい指導者ですが
わたしのようなものにも気さくに声をかけてくださる。
ありがたいことです、うれしいですね。。。


今年のフィオーリは自由曲に、
三善先生作曲「オデコのこいつ」より「ゆめ」を選ばれています。
40年少し前、ナイジェリアで起こった「ビアフラ内戦」の事が描かれている。
ウィキペディアのリンクを貼っておきます。→こちら

戦争の悲惨さ、そして巻き込まれる人たちの抱えるやり場のない怒り、憤り。
その想いを真正面から見つめて、音楽に書き殴られている。
音が錯綜し、入り乱れるモチーフたち、
強烈な不協和音と、怒り狂うピアノ伴奏。

フィオーリの皆さんがどんな演奏をされるかも興味がありますが
コンクールでの演奏、という枠を超えて
こういう作品を残された三善先生の想いにも想いを馳せたい時間です。
実際に、この地上にこのような出来事があり
それは今でも地球のどこかで起こっているかもしれない、
そしてこれからも起こり得ることである、という事。

「かあさん!」
「ぼくだけ生きててこわいよ!」


曲中に出てくるこの強い呼びかけ、叫び。


三善先生は、どのような想いで
ここを書かれたのでしょうか。


いろいろな事に思いを馳せたい、フィオーリの演奏です。
皆さん、ぜひぜひ、お聴きください。


(つづく)


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