TOPMusic ≫ 「コンクール出場団体あれやこれや2013」(その14・徳島男声合唱団「響」)

「コンクール出場団体あれやこれや2013」(その14・徳島男声合唱団「響」)


あと3日で終わるのだろうか・・・(不安)
当初の予定では、昨日終わっているはずでした。。。


2.徳島男声合唱団「響」(男声29)
(M4 / 三木稔 「阿波」 より 「もちつき(餅搗) / たたら(踏鞴)」)


四国を代表する男声合唱団、
そしてわたしが最も恐れる(笑?)男声合唱団でもあります。
コンクールという非常に狭い一面だけで見ると
「響」の魅力は伝わらないと思います。

男声合唱団というのはいずこも「熱い」男の集団ですが
「響」は「熱くて面白い」集団です。
もう文字で表現するのは、ほぼ不可能だと思いますが
四国支部の合唱団で何年かに1度しているジョイントコンサート、

「耕さんと四国のゆかいななかまたち」

では、結局「響」がおいしいところを全部持って行ってしまう(笑)。

演奏の熱さ、表現力の巧みさ、
そして笑いあり涙あり・・・。
音楽が人情に溢れている、と書けばいいのでしょうか。
合唱にかける情熱はすごいものがあります。
指揮者の白神さんは、わたしの尊敬する兄貴分ですし
(というか、四国の兄貴分みたいな感じ)
仲間にしていただいているのが本当に光栄です。
ぜひとも頑張ってほしい!!と心から願っています。


さて今回の演奏曲について。

課題曲のM4は、三木稔先生作曲の「阿波」、
そして自由曲も「阿波」から選ばれています。
いわば完全にご当地ソング、
柳川の合唱団が「柳河風俗詩」を歌うようなもの。
音楽のもっとも深いところを、実感として理解している人たちの演奏です。

三木稔先生は、「日本音楽集団」という和楽器オーケストラを創立され
日本人による日本の音に、強いこだわりを持たれた作曲家です。
近年余り耳にすることがありませんが
日本人の誰もが、懐かしさを感じる曲を数多く作られています。

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少し余談。
わたしが歌った事がある三木先生の作品は
「奄美の旋律による混声合唱のためのカンタータ・くるだんど」
だけですが、非常に印象に残る曲でした。

三味線や琴、打楽器も入る、
非常に民族色豊かな音楽でした。
難しい音で書かれている訳ではない、
つい踊り出したくなってしまうような、陽気な曲。
そこに住む人々の生活に根付く音楽でした。
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「響」の皆さんが創り出す音楽は、
借り物などではなく、
必ず自分たちの根底にあるものから出てきていると思う。
だから、彼らの演奏を聴くと
心から大笑いしたりホロッとしたりしてしまう。
合唱というもの自体が、西洋文化の産物であるのに
「借り物でない」というのは、凄いことだと思うのです。

きっと、今回の演奏では
彼らが暮らす徳島という風土、
そしてそこに暮らす人々の生き様が
音楽の向こうに見えてくると思います。

どんな演奏を聴かせてくるのか
とても楽しみだとは思いませんか?


(つづく)

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