TOPEssay ≫ 11月1日。

11月1日。


しばらくぶりの記事となります。
全国コンクール中学校高校部門が福山で開催され、
わたしもお手伝いとして1日目の2/3だけお手伝いさせていただきました。
その話題も結構書くことがあるのですが(笑)
それよりもやっぱり・・・。


11月1日は、辻正行先生が亡くなられて10年目の日でした。
その日は土曜日で、大久保混声の練習日でもありました。
昼過ぎに訃報を受け、急きょ荷造りして飛行機の予約をして東京へ。
そこから10日近く、東京滞在をすることとなりました。
11月9日(・・・だったかな?)に、高田三郎先生の作品演奏会があり
それに出演するという理由があったからです。

お葬式の準備をお手伝いさせていただきながら
正行先生のお人柄を改めて実感する濃密な時間となりました。
11月9日の高田作品演奏会では、正行先生に思いを馳せながら
それでも曲に対して全力で向き合いながら・・・
と書くとカッコいいのですが
そういえばこの時わたしはヒドイ喉風邪を引いていて
ちょっとしたことでむせてしまう状態。
この演奏会はライブレコーディング演奏会だったので
むせないように歌う方法を模索するリハーサルだったと思います。
自分の力の5%ぐらいでしか歌えなかった・・・。

申し訳ないというか、情けなかった。。

今となってはそれもこれも、良い?思い出です。

----

人が亡くなると、
その人しか創り得なかったことが消えてしまう。
作り上げてきた集団が時間をかけて解体されていく。
その向こうには何が残るのだろう。
そんなことを考えていました。
何も残らないとしたら、ずいぶんと寂しい話だとも考えていました。

しかし最近、その考えが少し変わってきました。

人が亡くなり、肉体が滅びたとしても
その人の精神は滅びないのだということ。
(オカルトちっくな話ではありません、念のため)


たくさんの人を魅了してきたその精神、想いは
それに共感してきた人たちが受け継いでいくのではないか。
その精神、想いを、自らの中で熟成させていきながら
さらに拡げていこうとするのではないか。


合唱音楽とは
そうやって、数百年続いているのかもしれませんね。


スポンサーサイト

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL