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「コンクール出場団体あれやこれや2012」(その22・職場部門・関西支部)


今日4つ目の記事。

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関西支部
りそな合唱団(混声33)

(G1 / 信長貴富 「くちびるに歌を」)


現・「りそな合唱団」前・「大和銀行合唱団」
金融危機の頃に銀行の名称が変わり、それに伴い合唱団の名前も変わりました。
その直後の全国コンクールに出場したりそな合唱団、
男女バランスがずいぶんとアンバランスな状態となっていた記憶が。
会場からはそれでも、温かな拍手が送られました。

ブルックナーのミサ曲の数々の演奏で名演を残したのは、強く記憶に残る出来事です。
指揮者だった松浦周吉先生は、今も全国コンクールの会場でお見かけします。
本当に合唱音楽がお好きなのだなぁ・・・と感じずにはいられません。

同時に、会社の危機的な状況にもかかわらず、
「りそな合唱団」として活動を続けられた皆様にも深い敬意を表します。
実際、合唱どころではなかったでしょう。
それでも合唱団にいらっしゃる方々が続けられたから、
今にバトンが渡されている。
ブルックナーの名演と合唱団を続けていくこと、
どちらも素晴らしい業績だと確信します。

そんな「りそな合唱団」が今年演奏するのは「くちびるに歌を」。
お江戸コラリアーずの名演が記憶に残る作品ではありますが
今年で職場部門が最後になるにあたり、
「りそな合唱団」の方々が多くの想いを込めているのは間違いないでしょう。
そしてすべての職場部門の合唱団、合唱団員へのメッセージとも受け取れます。

素晴らしい演奏となりますように!


新日鉄住金混声合唱団(混声81)
(G2 / A.Schnittke “Konzert fur chor” より “Ⅱ”)


25年近くの長きにわたり、職場部門に君臨し続けてきたチャンピオン合唱団。
現在は合唱コンクールに出場しなくなった名門「合唱団京都エコー」の流れを汲むような
重厚かつ磨き上げられたサウンド感、圧倒的な輝きを持った声。
ロマン派の作品を歌わせたら、おそらく一般部門を含めても
なかなか「新日鉄住金混声合唱団」ほど説得力のある演奏をするのは難しいと考えます。

昨年までは「住友金属混声合唱団」という名称でした。
会社合併にともなう名称変更なのですね。
まさに時代の変化を感じずにはいられません。
しかし間違いなく、そのサウンド感には何の変化もないでしょう。
自由曲はシュニトケ。うーむ難しい作品を・・・。
職場部門のコンクールは今年が最後となりますが
その最後で1位を狙う意欲にあふれた選曲ともいえます。
素晴らしい演奏となりますように!!


パナソニック合唱団(混声76)
(G2 / 千原英喜 「天草雅歌<第二集>東方への道」 より
「艪を抜けよ -旅の終わり-」)


関西の誇るもう1つのチャンピオン合唱団。
「松下中央合唱団」という名前から変更になって久しいですね。
「新日鉄住金」の重厚感とは一味もふた味も違うスケールの大きな音楽、
洗練されたサウンドを持ち、ここぞという時の演奏集中力は
聴き手の心を掴んで離しません。
そんなパナソニック合唱団が演奏するのは、千原先生の新曲。
近年の千原先生は、以前多く書かれたキリシタン作品、日本土着の音像、
そこから更に幅を広げられて、まさに百花繚乱の音世界を作られています。
今回演奏される作品も、その1ページに記される作品となるのでしょう。
楽譜が出版されるのが楽しみですが、まずは素晴らしい演奏を!


関西支部の職場合唱団は、この上記3団体が栄華を極めていてつけ入る隙さえない。
そんな中でも「日本生命混声合唱団」
全国コンクールまで駒を進められた数少ない合唱団です。
残念ながら、その演奏までは覚えていないのですが。。

今年全国コンクールへ出場された関西の合唱団は
すべて名称変更となったのですね。
このあたりからも合唱活動をする上での難しさの質が
以前と変わってきている事を伺い知るような気がしています。

(つづく)

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