TOPMusic ≫ 「コンクール出場団体あれやこれや2012」(その12・島根大学混声合唱団)

「コンクール出場団体あれやこれや2012」(その12・島根大学混声合唱団)


全日本合唱連盟のtwitterで、当blog「指揮者の独り言」と
「あれやこれや・出張版」を書かれている破・・・じゃなくて(笑)
文吾さんのblog「原動機」が紹介されました。

・・・なんか緊張しますね。
質、量ともに充実なさっているアチラ様はともかく、
こっちはただの「居酒屋モード」、どうして紹介されたんだろ?(~_~;;
しかしプレッシャーは気にせず、あくまでも独断と偏見を持ってユルゥ~く・・・(笑)。

12.島根大学混声合唱団(混声36)
(G1 / 鈴木輝昭 「誕生祭」 より
    「この世の始まり / 病める皇帝の祈りのうた」)


昨年、久しぶりに島根大学の演奏を聴く事が出来ました。
島根県の中学校合唱部を指揮して何度も素晴らしい成績を取られている
浜崎先生の指揮での演奏、わたしはとても楽しみました。
少し若い声のようにも感じました、というより「若々しい」という事でしょうか。
音楽がまっすぐで、純粋。
1年でどのような変化を見せているでしょうか。

そういえば、この欄で書くことでもないかもしれませんが、
鳥取大フィルコールはどうしたんでしょうね?はて?

課題曲、パレストリーナ。
まっすぐな祈りの声が聴けると想像しています。
音の純度は、他の大学とは一味違うような気がするのです。
島根の優秀な中高合唱部の子たちが、大学に集まっているのかな?
パレストリーナは、純度を中心に聴かせるには少々ハードルが高い曲なので
どれだけ音の有り様を深めることが出来るか?注目しています。

自由曲、鈴木輝昭作品。
「誕生祭」って難しい曲だと思うんです。
まず詩が難解である事。大岡信さんの詩です。

大岡信さんの詩と言えば、木下先生作曲「方舟」。
わたしも先日演奏したのですが、男性的な言葉の向こう側に
膨大な知識量と深い洞察力を求められた気がします。
(結果、知恵が足らん・・・orzという感じでしたが;;)

そしてこの2曲とも詩は難解です。
詩というものは究極的には、読む人がどう読んでも良いわけで
この詩もどんな風にも読める。
同時に、判らない事も多い詩です。
たとえば「病める皇帝」とか。それって誰?(謎)

それらの複雑な言葉が音を得て、一瞬の刹那のうちに
聴き手の耳の中に飛び込んでくる。
そこに我々は何を聴くでしょうか。
詩人と作曲家の意図したモノを演奏で伝えるのは至難の技だろうし、
しかし演奏する事が、最もそれを伝えられる可能性が高い。
面白いものです。。

言葉の詳細な意味は判らなくても、聴き手が何かしらの納得感が得られれば
演奏としては十分良い演奏になるのではないか?と思っています。
どのような演奏が繰り広げられるのか、楽しみです。

(つづく)

スポンサーサイト

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL