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「全国合唱祭」で、安積黎明高校合唱団を聴きました(その1)

他にも連載ものがあるのですが・・・その合間で短期連載を。


先週末、3/17~18の日程で、福島県郡山市へ行ってきました。
郡山で毎年開催される「全国合唱祭」へ出演するためです。

昨年の全国合唱祭が行われた直後に東日本大震災が起こり、
東北地方の多くの建物同様、郡山市民文化センターも大きな被害を受けました。


郡山市民文化センターの被害状況


そして郡山市はホール修復作業を急ピッチで行い、
ホールの再オープン最初の事業が、この「全国合唱祭」との事。

この郡山市の合唱に対する取り組み方は、
ちょっと他では考えられないと思われます。

3/17には前夜祭(パーティー)があって
出演合唱団(大人の団体のみ)と指揮者の先生方以外には
郡山市、経済界、福島県報道各局の偉い方々が勢ぞろい。
それだけでも「全国合唱祭」の重みが感じられるのですが
司会の方がおっしゃった言葉が、わたしには非常に心に残りました。
(一字一句間違いない訳ではありませんが、主旨は合っているはずです)


「今年もこうやって『全国合唱祭』が行われた事を心から感謝いたします。
 福島県が、郡山がこのような状態では、
 各合唱団をご招待しても断られるのではないか・・・?
 そんな事をスタッフは考えていました。
 こうやって皆様に郡山へおいでいただき、
 今年も全国合唱祭を開催できる事を
 スタッフ一同、本当にうれしく思っています。」



これほど至れる尽くせりな本番は、わたしは他に経験した事が無いし、
クオリティが高い演奏を聴きつづけられる合唱祭も考えられません。
郡山市の方々、福島県の方々の心の奥底に、
どれほど今回の原発事故が暗い影を落としているか。

そして何よりも、郡山の方々の心根の優しさというか、
自分たちが一歩下がって相手を大切にする心遣いを、
滞在している間じゅう常に感じる事が出来ました。。。

そして郡山の夜は更け。。


その夜、午後10時過ぎに震度3の地震がありました。
報道を見る限りでは宮城県沖が震源で、被害も無かったようですが
さすがに少し緊張しました。


明日は、そのような中で歌うのだから
こちらもよっぽどの心積もりを持って歌わないといけない。。。


(つづく)


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Comment

編集
昔、郡山市で中高の合唱コンクール全国大会が開催されたとき、翌朝の福島新聞の一面に写真入りで、コンクールの記事が載っていたのを思い出しました。
2013年愛媛開催のワークショップ、一面でなくていいから愛媛新聞が取り上げてくれるようなイベントにしたいですね。
2012年03月23日(Fri) 10:42












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