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「コンクール出場団体あれやこれや2011」(その16・東北福祉大学混声合唱団)


大学部門もラスト3団体。
ここで東北支部の2団体が連続します。


16.東北福祉大学混声合唱団(混声68)
(G4 / R.Schumann “Requiem”より “Ⅵ / Ⅶ / Ⅷ”)


東北福祉大学、仙台市青葉区。今回の大震災の被災地です。
内陸なので津波の被害は大学に無かったと思いますが
地震の被害は大きかったはず。

そもそも、合唱どころじゃなかったはず。

サークル活動をする事もままならない時期が長かったと思います。
活動が再開できたのは何月頃なのだろう?
今年の執行学年の方々は、すべての面で本当に苦労されたと想像します。
その御苦労の先の今回のステージがあります。

今年の演奏曲はシューマンのレクイエム。6~8番と言う事は、
第6曲 Domine Jesu Christe(主イエス・キリストよ)
第7曲 Hostias et preces tibi(賛美のいけにえと祈りを)
第8曲 Sanctus(聖なるかな)
です。
つまり、オッフェルトリウム(奉納唱)の部分です。

「宗教音楽対訳集成」によると

本来はパンとぶどう酒を捧げる時に歌われる感謝と賛美の歌ですが
死者のためのレクイエムでは、地獄(あるいは煉獄)の罰からの救済と免罪を求める、
かなり長い祈りとなっています。「創世記」第15章への言及があるほかは
聖書の引用もありません。当然の事、音楽的にもひとつのクライマックスとなりえます。

と記載されています。

シューマンのレクイエムの楽譜を持っている訳ではないので
どこかに省略された言葉があるかもしれませんが
Domine Jesu ChristeからSanctusまでの訳のみを記載しようと思います。
長くなりますが、ぜひとも東北福祉大の歌う音楽を深く感じたいと思うからです。

わたしが「あれやこれや」書くよりも、
彼らの音楽が雄弁に語るはずです。


Domine Jesu Chrisute 主イエス・キリストよ
主イエス・キリストよ、栄光の王よ、
死せる信者すべての魂を解き放ちください
地獄の罰と
深き淵から
獅子の口から解き放ちください
冥府に飲み込まれることなく
闇に陥ることのないように。
旗手 聖ミカエルが
魂を聖なる光へ導いてくださるように。

かつてアブラハムとその子孫に
あなたが約束されたように

Hostias et preces tibi,Domine 賛美のいけにえと祈りを、主よ
賛美のいけにえと祈りを、主よ
われらはあなたに捧げます。
今日われらが記念する
この魂たちのために それらを受け入れ
魂たちを、主よ
死から生へとお移しください。

かつてアブラハムとその子孫に
あなたが約束されたように

Sanctus サンクトゥス(感謝の賛歌)
聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、
万軍の神なる主は。
天と地は あなたの栄光で満ちています。
いと高きところに オザンナ


(つづく)


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Comment

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 シューマンのレクイエムのうち6曲目のDomine Jesu はその昔(私の学生時代)、コンクールの課題曲に指定されたことがありましたね。大変苦労して演奏したのを覚えています。第30回のコンクールだったでしょうか。冒頭がフォルテのTuttiでそのあとが跳躍の大きいフーガになっていて、苦労しました。
2011年11月15日(Tue) 13:58
Re: タイトルなし
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>H.NODA@ESTさま

コメントありがとうございます♪
元コンクール課題曲ですか、それは結構大変な課題曲だったのですね(涙)
技術レベルの高い現代の若者たちも引っかかるところは同じでしょうし、
それを超えたところで演奏してくれる事を願っています。(^-^)

2011年11月16日(Wed) 01:29












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