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全国コンクールの感想2010(その24)


・・・あと2団体だから、
ひょっとしてついに終わるのかもしれない、という予感(笑)。


15 大分市民合唱団ウイステリア・コール(混声44)
(G1 / Quintana “Ave verum Corpus” / “Mass from Two Worlds” より “Credo”)



ウイステリア・コールという名前を見て思い出すのは
おそらく前に歌った「しなの合唱団」さえも吹き飛ばしてしまうであろう、
「アリゴリズム体操」の強烈な破壊力!!(笑)


・・・いや、今回はコンクールでしたね。。(^^;;


あ、もう1つぜひとも書いておきたい。

今回からウイステリア・コールは指揮者が飯倉先生から猿渡先生に変わりました。
いや、先生なんて書いたら怒られるかもしれない、(怒られないかもしれない笑)
わたしは敬愛の気持ちを込めて「サルさん」と呼ばせていただいています。
合唱界は親切な人が多くて実に居心地のいい場所だと思うのですが
サルさんはその最たる方の1人。

お世話になりっぱなしです。。。


という事で感想スタートです。


課題曲。
以前、飯倉先生時代の演奏について「所作の美しい演奏」と書いた記憶があります。
余計な事は一切しない、フレーズの美しさと音の有り様に一切を任せて・・・
という、まるで日本料理のようなシンプルさと研ぎ澄ました美しさが同居した音楽。

その飯倉先生の音楽から、新たな展開を見せていると感じました。
基本的なウイステリア・コールの持つサウンド感はそのままに


フレーズがゆるやかに歌っている。


豊かに、また時にのびやかに歌い、
そしてフレーズの最後の音の消えゆくさまが実に静謐で
音楽の新たな衣をまとって、次の世代へ
ウイステリア・コールの音が受け継がれていく。


守り続けなければならないもの


新たに作り出さなければならないもの


その2つのバランスを、これからさらに突き詰めながら
ぜひとも新しいウイステリア・コールの音楽を創造して欲しいと願います。
これは本当に難しいのだけど(実感・・・)
サルさんが指揮者だったら、そしてウイステリアなら絶対に出来る!


自由曲。
Ave verum corpusとCredoを聴きながら
サルさんはロマンチストだなぁ・・・と思いました。(^^;;
音楽自体のこうありたいという流れの上に
サルさんの持っている音楽に対する想いがスッと乗っている。

ウイステリアの「美しい所作」の音の上に
ダイナミックなサウンドが上手くブレンドされていて
それはきっと、もう一つの顔である「こだわりの合唱団」という部分が
強い意志を持った音楽を作り上げているんじゃないか?と感じました。


そして音楽を聴き終わった後の気持ちが、実に爽やかだった。


幸せな・素敵な事を見た・聞いた時に、
思わずニッコリして心がフワリと浮き上がる、
そんな感覚が一番近い???
どこか不思議な感覚。


これは飯倉先生の音楽とは違う部分、きっとサルさんの持っている音楽。


(ちなみに飯倉先生は、先生の音楽に触れているだけで歌い手は幸せになる音楽だと
 わたしは勝手に思ってます、違ってたらスミマセン・汗)


これだけいろいろな表情を持っている音楽は、
ちょっとJ・ラターの曲を彷彿とさせますが
その中からダイナミックな部分を大胆に引っ張り出して
しかも美しくまとめあげる音楽全体を見通したバランス感覚は、
サルさんの持っている音楽の特徴です。
#それはイトウキネンの演奏を聴いても感じる事。


このウイステリア&サルのコンビで、
次はどんな演奏を聴けるでしょうか?
とても楽しみです。


----


演奏って不思議だなぁと思うのは、
美しい曲に意思を乗せて演奏するのはとても難しいという事。

だいたい、他人の演奏を聴いていたら出来そうな気がするんです(笑)。
でも実際は全然出来ません。(わたしは出来ない)
普通にやったら何となーーーく流れて行くだけーーーの音楽になる。
きれいな曲だったね、チャンチャン、っていう(汗)。


そんな事を感じながら、
またサルさんの「凄み」も感じながら
そして爽やかな聴後感を感じながら、
最後の団体を聴く心づもりをしたのでした。


(つづく)


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Comment

編集
いやーっ、とうとう来ましたね。待つこと一年半強(笑)どんなコメントをいただけるのかと思っていたら、これまた穴があったら入りたくなるような…恐縮至極です。まだまだ師匠の域には及びませんが、合唱生活40年の節目に素敵なホールで振らせていただき大満足の年となりました。ところでどうでも良いのですがひとつ訂正を。私は札幌でも振らせていただきました(笑)
さて、ウイステリアは11月26日(土)、大分県芸術祭閉幕行事として「メサイア」公演を行います。今年初めてコンクールをお休みさせていただきますが、来年は師匠が70代最後の年となり、コンクールにも復帰する予定です。実は来年の第60回記念定期演奏会に向けて、昨年三宮で行われた「史上かつてない二次会」で出会った旬の作曲家に新曲を依頼しています。曲はまだ出来ていないのですが(笑)おそらく、コンクールでは「今だかつてない」構成の曲となる予定です。お楽しみに!
2011年07月09日(Sat) 19:00












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