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全国コンクールの感想2010(その11)


「全部書き切ります!」と書いた割には、なかなか再開せずすみません。。(-_-;;
記憶はかなり消えています、危ない。かけるのだろうか?


さて、再開後の最初の団体は会津混声。
今回の震災でもっとも大変な思いをされた団体の1つです。
活動は再開されているのでしょうか?それとも現在もまだむずかしいのでしょうか?
この感想シリーズの記事を心からのエールとさせていただいて
再開します。


12 会津混声合唱団(混声32)
(G1 / Lukaszewski “Beatus vir, Sanctus Paulus / Ave Maria”)


合唱王国に君臨する一般団体の雄。
今回も、ぜひともその演奏が聴きたかった!

課題曲、ヴィクトリアをなめらかにスラスラと演奏する団体は多いですが
(わたしもスラスラとやりました・笑)
会津混声は一味違う、テンポを落としてジックリと聴かせる…。
わたしが聴いた団体の中ではもっともテンポが遅い演奏でした。
一音一音を味わうかのように、ノンビブラートのサウンドを響かせる。
フレーズを歌い過ぎないから禁欲的というか、
素朴感さえ感じさせられる。
マリアの、純真な心の有り様の音世界を作り上げる演奏。

自由曲、この1曲目はVineとかぶってたんですよね。
会津混声の、機能性というストロングポイントの力量を見せつけるかのような演奏。
音の中に込める言葉の力強さは圧巻でした。
2曲目、AveMariaは一転おだやかな曲調。とはいえ、かなり難しい曲でしたね(汗)。
振り返って考えると、ここでもう一歩、懐深くスタートした方が
後半の盛り上がりは最高に素晴らしいので、更にバランスが取れた気がします。
そう、ジックリ歌っても音の最後まで盛り上げる事が出来る団体が、会津混声です。


短い感想でゴメンナサイ。
すぐに書けばもっと書けただろうに・・・。
素晴らしい歌声を、ぜひとも全国の合唱人に届けてくださる事を
心からお祈りしています。


13 Combinir di corista(混声31)
(G2 / Dallapiccola “Il coro delle malmaritate” Lauridsen “Contre Qui, Rose”)


2年連続のAグループ1位、おめでとうございます♪
他の団体の顔ぶれを見ても、2年連続1位はすご過ぎです。(^-^A

課題曲、ヴィレット。ジックリと組み上げていく隙の無い演奏。
音の持つ微細な抒情性の表現よりは、音そのものの構築性を聴かせる風に聴こえました。
それはたぶん、声のトーンの移り変わりを抑えていたからそう聴こえたのでしょう。
しかし、音色を変えればいいというものではないし
音楽が静かなエネルギーを湛えていたのは間違い無い。

自由曲。1曲目のダラピッコラ、課題曲から一転して大爆発!
この爆発を聴かせるためにあえて課題曲を抑えた気がしました。
すごい曲、というかすごい演奏、呆気にとられました。
もうAグループの団体の枠を超えた音圧を持つ表現力と
圧倒的な爆発力を作り出すここ1番の演奏だったと思います。
正直、ビビった。まるでステージ上で踊りだしてるかのような音の躍動感。

2曲目のローリゼン、また一転して静かな音世界へ・・・。
(よく息が切れないなぁ・・・と感心)
この、音楽の転換のあざやかさはとても好きでした。
ダラピッコラがある意味飛び道具的な曲だとすれば、コンビニの本領発揮なのは
2曲目のローリゼンだとわたしは勝手に思ってます。
音楽が実に美しく、ジックリと聴かせていただきました。

特に、終結部の弱音の美しさは絶品。


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・・・2団体書きましたが、ずいぶんと忘れてます。
もうホント、ゴメンナサイね。

Aグループはあと3団体の演奏があるのですが
次の、女声合唱団「歌姫」の演奏が、
わたしがこの日聴いた演奏の最後となります。


(つづく)


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