全国コンクールが終わってから12日ぐらい経つのでしょうか。
こうやって毎年感想を書いていると、いろんな事を考えるのですが
必ずぶつかってしまう一番の難敵が
記憶・時間との戦い、です。
それは、時間が経って演奏がどうだったか忘れてしまう…というのもあるのですが
ライブを聴いた直後の感想と、時間がある程度経ってからの感想は
どうしても違ってきてしまう、という事です。
どちらがいいのか?はよく判りません。
ただ、いつも書いていて思うのは
本当に良い演奏をしたと感じる団体というのは
その団体や、指揮者の先生がすごいのは当然なのだけど
その演奏した「曲そのものの素晴らしさ」が、突き抜けて感じられる団体。
演奏が終わったあとに、演奏した曲の素晴らしさを一番感じさせて
「あの曲はこんなに良い曲だったんだね~」
という演奏の記憶は、いつまでも薄れません。
(たとえば、なにコラの「虹」は良かったね~とかいう記憶。
必ず団体と演奏曲は、セットになって記憶されている)
そういう意味で、時間の審判は絶対的なのだと思う。
ただ、感想を書かせていただく立場からすれば
いろんな事を書いていきたいと思うのです。
時間の経過した果てに残る記憶だけじゃなくて
(それは本当に素晴らしいのだけど)
たくさんの人たちが、そのステージに立った瞬間に感じた熱さ、想い、凝縮された時間。
そういうモノが書けるといいなぁと、いつも思います。
…じゃあ、はよ書け!という事になりますが。。。
とにかく自分なりに書きますので、最後までお付き合いください。
よろしくお願いします。
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Comment
自分は、後日に何か書こうと思うときは、聴くときも気合を入れて聴いてしまいます。聴きながら、あるいは聞いた直後、ちょっと感想のフレーズをイメージしてみたり・・・
そうしないと、書く段階で何も残っていない、ということに気づいたのです。
そう気づいたのがコーラスガーデンのときなのですが(笑)
その場で印象付けて、こう書こうと決めたのに結局記憶がよみがえらなかったことも多々あります。同席者に助けてもらったこともあります。逆に飲み会で興奮気味に話してしまってそのまま忘却してしまったり・・・(泣)
これから先大変でしょうが、がんばってくださいね。
特に僕は忘れっぽいので
毎日の出来事を手帳に書いたりしています。
よくやっていることは、
音楽会やコンクールのプログラムに直接感想など走り書きとか。
素人審査員になったつもりで、だけど
読み返すとくだらないこと、いろいろ書いてる。
楽しいなあ。