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全国コンクールの感想2010(その4)


あぁまた1日空いてしまった。。。
続きます。


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7 静岡大学混声合唱団(混声52)
(G4 / 鈴木輝昭「もうひとつのかお」より「接吻の時」「愛」)


その3年前に、前日練習見学して号泣してしまった団体がココです(笑)。
いやー、別にすごい上手い!!って事も無かったんだけどなぁ。
あの時は男声がパレストリーナをボーボー歌ってて(爆)
「こりゃダメか?(+_+)」とさえ思ったんだけど。

もっと静大混声ネタを書けば書けるんですが(笑)大脱線になってしまうし
苦情が来かねないので(汗)深入りはしない事にしよう。

…と思いましたが1つだけ。
3年ぶりに出場するという事で、今年も見学に行ってきました。
ほとんど人は入れ替わっているんですが
合唱団の雰囲気はちゃんと受け継がれているのですね。
安心しました。肝心の練習は…うーん…もう一声…!だったのですが。


課題曲。
このコンクールで唯一のG4を演奏する団体です。
支部大会では何回か聴くチャンスがありましたが
全国大会まで生き延びてきた(笑)のは静大混声だけ。エライ!

「しずか しんじゅのそら…」と始まるこの曲を、緩やかに歌い始めました。
出だしの子音に込められている音の静謐さを感じました。
気になったのは、緩やかに歌い始めて「しずか・・・」と言っている割には
ちょっと音量が大きい(汗)。盛り上がるのはもう少しガマンして欲しいのだけど…。

全体的に、歌心の豊かな演奏です。
しかし男声が荒っぽいのは伝統になりつつある。これはいけません。
静大混声の男声は、10年ほど前は黄金時代を築いていたのです。
少し前の音源をぜひ聴いて欲しいところです。

演奏としては、もう1歩踏み込んで
静けさの音で全体を貫く事が出来なかっただろうか?
と感じます。それにしても「昨日より」全然良かった!(笑)

自由曲。
1曲目。リズミカルな部分を小気味よく、しなやかに歌っていきます。
これは良い演奏だー!
場面場面の音楽の色の変化がキッチリと付けてあって、
聴いていて音楽の流れが実に自然です。
ここでもところどころで「声の音」を出しちゃう男声が気になるぅ~のですが
きちんと「音楽の音」にして欲しいなぁ。
しかし全体として実に納得いく演奏でした。

2曲目。
男声の歌い出し、アカペラ。
鈴木作品のロマンチックな要素が最大限に出ている部分です。
少々無骨ながら、男声の歌いだしはよく頑張った!
ちなみにわたしは、女声が入ってきてとても安心しました(笑)。
変拍子の感じ方も自然に扱っていて、それが心地よさを作っている。
ピアノが入ってきて合唱が安心するのか、全体的に粗い部分も感じますが
音楽的な構成が理路整然としているからさほど気にならない。

合唱団の中に意識できているメンバーも多いとは思いますが
静大混声は、弱音を歌う部分の音楽の作り方・流し方が絶妙で
実に抒情的な音楽を作り上げている。
これは指揮者がよく判っているだと感じます。
そうでなければ絶対こうは歌えない。
「声」を聴くのではなく「歌」を聴くのは心地よいです。


結果は4位金賞、これには驚いた。
大学部門を全部聴いていないので何とも言えませんが…。
でも、一生懸命頑張っていた彼らへの素敵なご褒美になった気がします。
これを来年にどう生かすのか?が気になります。
来年にバトンを渡した事を確認できてこそ初めて、
大学合唱団の1年が成功したと言えるのではないか?

と思っているので。


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という事で、今日はおしまい。
大学部門はあと1つ、関学グリーだぁ!!


(つづく)


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Comment

編集
最近 鈴木輝昭 作品 やたら耳にしますね。
あと 松下 とか 信長 とか人気ですね。

若い人たちの感性に合っているのかもしれません。

だけど僕は合唱音楽においては
昭和の時代のが性に合います。
高田 大中 湯山 間宮 
あ、今年MDKさんは 石井 だったね。昔は理事長だった。
石井 作品 も実は名曲揃い!
昭和59年の男声の課題曲は忘れられない。
宗徳高校グリークラブ による演奏は見事でした。
2010年12月03日(Fri) 14:34












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