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全国コンクールの感想2010(その1)


早くも来年の課題曲が発表されたそうで。
うーん、早いなぁ。

まだまだ西宮の余韻に浸りたい方(自分自身も)は
どこまで書けるか判りませんが、いち聴衆の感想としてぜひお楽しみください。


座った席ですが、1日目は1階席ど真ん中の前から9列目でした。
かなり近いぞぉ?と思いましたが、案外そんな事もなく
とても気持ち良く演奏を聴く事が出来ました。


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大学部門

1 東京工業大学混声合唱団コール・クライネス(混声165)
(G2 / Sven-David Sandstrom “Komm,Jesu,komm”)


「朝1番の出演団体はいろんな意味で難しい」なんて、誰が書いたんだ?!(笑)

クライネスの演奏を聴く限り、
「杞憂」とはこういう事なのだろう…と思わずにはいられない。
朝1発目から素晴らしい演奏でした。
あとに続く団体の前に、たっかーーいハードルを作っちゃった。
これを超えられない団体続出!


課題曲。
大人数を最大の武器として、絶対に無理しない。
指揮者さんはさすがによく判っている。大振りせず、緩やかにゆったりと。。。
フレーズを動かしたくなる部分とかも、あくまで自然体に。
なかなか出来る事ではありません。さすが、クライネスの学指揮さんです。
160人近くのピアノ・メゾピアノというのは、さすがに音の厚みがあります。
全体的に、音色の変化はさすがに付けにくいのだと思いますが
音の入り・消え具合で上手く表現していたと感じます。
最後のテノールの、テーマが戻ってきたところは少々乱暴になりました。
特に「O」の発音って難しいですよね。

それにしても、いきなり朝一発目に堂々たる弱音の世界を構築しました。
これは本当に驚いた。。。


自由曲。2重コーラスの体形となりました。

そして始まった音楽は、美しいクラスターの世界。

緩やかな波のようにかぶさってくる“Komm”の言葉。。
そこから一気に巨大な構築物のように盛り上がると
“Jesus”の言葉が静かに滑り降りてくる。。


あぁこれは美しい。。


あくまで自然で大胆なアッチェレランド、
相手コーラスの影からすっと表へ現れたり
力強く言葉をたたきつけてから、音の粒となって消えていく。。
全体が意志を持った音楽となり、ステージから溢れだす。


どうやったら、こういう曲を学指揮時代に勉強できるのか?
普通(ってなんだ?)の学指揮システムとは違う、と前に書きましたが
一般的な大学合唱団とは質が違いすぎるような気がします。
どうやって勉強をしているのか、非常に興味があります。
本当に素晴らしいです。


…何だか朝一番から、サンドストレームの音の波に洗われて
茫然とした感じになりました。
これがアサイチじゃなくて、お昼頃の出演順だったら
さらに素晴らしい演奏だったかもしれないんでしょ?
ただただ、驚くばかりでした。。


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という事で、感想シリーズのスタートです。
どこまで書けるかなぁ。。。


(つづく)
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