TOPMusic ≫ 「コンクール出場団体あれやこれや2010」(その4)

「コンクール出場団体あれやこれや2010」(その4)


悲しみが癒えた、という訳ではないのですが
時間は容赦なく過ぎ去っていきます。
そんな中で、普段通りである事も大事なのだと思う。

という事で、続きです。


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10 立命館大学メンネルコール(男声30)
(M4 / 荻久保和明「季節へのまなざし」より「のびる」)


立命館大学メンネルは、何年ぶりの出場でしょうか?
調べてみると、熊本で行われた平成18年の全国コンクール以来ですから、4年ぶり!
留年生が残っていなければ(笑)、全員総入れ替えでの再登場という訳です。
課題曲は、「花に寄せて」より。
この、母を思う想いに満ち溢れた曲を、若いグリーメンたちが歌うところに
味わいを作り出す事が出来るか?というところに注目です。
混声版とは全く違ったサウンドですから、楽しみです。
自由曲は、名曲「季節へのまなざし」より2曲目の「のびる」。
男声版と混声版の違いはとても面白く、
先に混声版から聴いた私からすると新鮮さに溢れているのですが、
どんな演奏を聴かせてくれるか、注目です。

そういえば、立命館メンネルの指揮者さんが
関西コンクールで指揮者賞を受賞されていました。
どんな指揮をされるか?というところにも大いに注目しています。


11 九大混声合唱団(混声65)
(G2 / J.Karai “STABAT MATER”)


九大混声も何年連続か判りませんが九州支部の常連団体、
一時期少々人数が減った時期もありましたが、また十分な規模の合唱団として登場です。
細部を作り上げるところから始める演奏ではなく、
まず音楽の大きな枠を真正面から作り出す演奏をする団体、だとわたしは思っています。
だからハマると演奏がとても気持ちいいんです。
岡山大会の時のドボルザークMass in Dは素敵でした。

課題曲にヴィレット、静寂さが支配する部分の多い曲ですから
九大混声が、どこまで音楽の細部まで踏み込めるか?に注目です。
「大枠を…」と上に書きましたが、細部を作るのが下手な合唱団ではなく
そのバランスのとれた両立を、どこまで突き詰める事が出来るか?が聴きどころです。

自由曲は、カライのStabat Mater。
増五度音程や半音でぶつかるクラスターのようなサウンド、
ダイナミックな音塊がたたみかけるように出現する曲です。
どちらかというと九大混声が今まで演奏してきた曲の傾向とは違う?
いやどうでしょう?わたしの認識不足かもしれませんが
「今年の九大混声はイイヨ」という話も耳に入ってきていますし
新たな挑戦という事で楽しみです。


12 宮崎学園短期大学合唱団(女声23)
(F4 / 西村朗「炎の挽歌」より「Ⅲ.妻への挽歌」)


力強い発声技術と統一感、押し出しの強い音楽を聴かせる宮崎学園短大は
現在の大学合唱団を代表する団体の1つです。
「短大」ですから維持するのは大変だと思うのですが
弟分、妹分、姉貴分の合唱団のどれもが、聴かせる音楽をする団体ですし、
指揮をされている有川先生は、本当に素晴らしいですね。

課題曲は「五月のうた」という事で、確かな発声技術を基本として
どれだけ軽やかで表現力豊かな雰囲気で歌えるか?が大事です。
合唱団としての表現力が問われているのですが
力強さだけでない部分をいかに出してくるか?に注目です。
自由曲は、これはもう合唱団の「オハコ」と言ってもいいような
音と情念の強さがコンスタントに求められる曲。
しかしこちらも、その強さの中にどれだけの細やかな色彩を織り込む事が出来るか?
が求められていると言えます。
「細部にこそ魂が宿る」とは誰の言葉だったでしょう?
そのような演奏がぜひ聴きたい!!!と願っています。


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という事で、12団体まで来ました~。大学はあと6団体?
来週の今頃は、一般部門Aグループが始まっているのかな~。
1年経つのは、本当に早いものですね。

という事で続きます。


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