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史上かつてなく名残り惜しい演奏会(その21)


ようやく午後の部です。長い。。。
という事で続きです。


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大分市民合唱団ウイステリア・コール(大分)

となりのトトロ(詩:宮崎駿 曲:久石譲 編曲:若林千春)

僕の胸でおやすみ(詩・曲:山田つぐと 編曲:信長貴富)

いい湯だな(詩:永六輔 曲:いずみたく 編曲:信長貴富)

シュガー・ベイビー・ラブ(詩・曲:ウエイン、トニー・ビッカートン)

ハナミズキ(詩:一青窈 曲:マシコタツロウ 編曲:白川雅樹)

アルゴリズム体操(詩:佐藤雅彦・内野真澄 曲:佐藤雅彦研究室 編曲:信長貴富)

虹(詩:御徒町凧 曲:森山直太朗 編曲:信長貴富)

ファイト!(詩・曲:中島みゆき)

指揮:飯倉貞子 猿渡健司 ピアノ:後藤秀樹


着替え中に、更衣室のスピーカーから演奏と客席の笑い声が…。
なんだなんだ?
小さなモニターを見ると、カラフルなTシャツが何かしてます。
よくは判りませんが…面白そう…。


演奏中に客席にしのびこむと(ダメじゃん)
確か「シュガー・ベイビー・ラブ」をやっていたと思います。

…「思います」というのは、記憶がさだかではないから(涙)。

でもこれは記憶が薄れたというのではなくて
ある事ばかり気になっていたからなのです。


それは…。


ウイステリアのステージでさんざんソロをしていたテノールの若者。


彼はわたしの大学の後輩です!(自慢・笑)


平素から大変お世話になっている、
また名前もちょっと他人は思えない親近感を感じる(笑)
今回ウイステリアの指揮をされる「サル様」から

「今回はYくんのオンステージだよ~♪」

と話を聞いていたのです。
「へー…それはそれは…(^o^)」と思っていたのですが
客席に入るといきなりソロをしてるし(笑)。
すげー。


という事で、全然ウイステリアの感想じゃありませんが
Yくんは本当に歌が上手くなったと感心しました。


ほとんど誰も知らない話だから勝手に書きますが(笑)
彼は1998年の愛媛大学合唱団正指揮者で、
福岡で全国コンクールがあった年に、木下牧子「邪宗門秘曲」を指揮しました。
卒業後、実家のある大分へ戻り、ウイステリアに入りました。
歌唱力は…まぁまぁ上手、だったかな?
持ち声が良かった記憶はありますが、
だからといって飛びぬけて目立つ感じでもなかったと思う。


ウイステリア・コールには、飯倉先生という素晴らしい指導者がいらっしゃいますし
サル様というこれまた素晴らしいテノール歌手&指揮者がいらっしゃいます。
そして合唱団自体が、全国屈指の「こだわりの合唱団」。
こういう音楽的に優れた先達から受け取ったものが非常に多いのでしょう。。


さていろいろな曲があって(書ききれません…記憶も…涙)
アルゴリズム体操でしこたま笑い(飯倉先生は何とチャーミングな事か…)
最後の「ファイト!」ですが…。


女声のソリストとのデュエット、まさにYくんの独壇場。


音楽の持つ訴求力が非常に強い曲だから…という事もありますが
だからといって、歌い手の力が劣っていたり、発声をひけらかす歌い方をすれば
音楽のすべてをぶち壊す…という事は往々にしてあったりする訳で…。


でもね、Yくんは…非常にハートフルな、魂のこもった歌を歌いました。
あんなに長く歌って、しかも音楽を聴かせ続けられるなんて…。


ふと周りを見回すと客席では、目元を拭う人がそこかしこに続出…。
お客様は正直です。偽りのない、心のこもった歌は必ず聴き手に伝わる。


いやーーーよかった!!
さすがわが後輩!(ほとんど接点がないぐらい歳が下だけど・爆)



それともう1つ、ステージ全部を通じて
ウイステリア・コールのメンバーは
飯倉先生の事が本当に本当に大好きなんだ!!
という事が
とてもよく伝わってきました。
何という温かい家族のような雰囲気の合唱団なのでしょう…。
全国コンクールのステージでも、指揮者と合唱団との特別な関係は感じられますが
ウイステリア・コールの素の魅力は「ここ」なのだろう、と。


コーラスガーデンのDVDが届いたら、
わたしは「アルゴリズム体操」を真っ先に観る事にします。(^-^)b
#飯倉先生が何と可愛らしい事か!!


そして最後に、わが後輩おそるべし。
とっくの昔に先輩を超えてます。
あんなソロ絶対に歌えん。
まいりました。。m(_ _)m


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ウイステリアのステージは、
コーラスガーデン唯一の「お楽しみステージ」となった訳ですが
だからといって笑いに走り過ぎる訳でもなく、
絶妙なバランスで遊び心と歌を聴かせ
客席に音楽をしっかりと届けたのです。

何とセンスの良い合唱団なのでしょ。
かっこいいなぁ。。。


(つづく)


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