TOPMusic ≫ 史上かつてなく名残り惜しい演奏会(その20)

史上かつてなく名残り惜しい演奏会(その20)


「MODOKIの巻」もさすがに今日で終わるでしょう(笑)。
という事で続きです。


----


最後に演奏した曲は「泉のうた」でした。


1つ前の記事で
「MODOKIにとって、緊張感ある曲の演奏は
 『右斜め45度を絶対決めるストライカー』みたいなもの」
と書きました。

しかし、MODOKIという合唱団の本質は
コンクールで聴く、他を寄せ付けないほどの緊張感ある演奏なのではない。
合唱団の一面には違いないが、それほど大事なモノではない。
これは断言出来ます。


彼らが月1回という少ない練習時間に賭けて集い、
何か面白い事をやったろうじゃないか!?
という、道無きところに道を作り、新たな出会いを楽しみ、
自分たちが集う事そのものに喜びを感じ合う。
ここに集い歌う事、それが喜びなのだ…!と感じている人たちの集団。

そのシンプルな想いこそが、MODOKIという合唱団の本質です。



「泉のうた」の演奏が始まりました。

ピアノ伴奏が溢れる想いを静かに紡ぐように合唱をいざなう…。



とおくまで 歩ける足が

   ひとり

  ひとり

     ひとり

ひとり 歩ける足が

ひろい 道を つくりだす

踊れる おどれる

ひろい 道が あるといいな



……。


何と想いのこもった歌なのでしょう。

コーラスガーデンという一大イベントをここまで導いたメンバー1人1人の想い、
いやいや、それよりも遥か前、
20年近く前に思い付き(笑)で始まったMODOKIという合唱団、
そこに在籍したすべてのメンバーの有形無形の想いが道となり、広がりを持ち、
今、1つの通過点を迎えているのです。

歌い手が、この場所でこの歌詞を歌う事の意味を
十二分に感じているのが手に取るように分かる。


…何と幸せな空気感なのだろう。


すべてのメンバーが歩いて作り出した道が
今この場所すべてを作り出しているのであって
温かく包み込むような音楽と彼らのやってきた膨大な努力と苦労と……



わたしは、溢れる涙をぬぐう事さえ出来ませんでした。



これこそが、MODOKIという合唱団の本質。
ここに集う事に喜びがあるのだ、と。



余りにも幸せな「泉のうた」の演奏、、、
曲が終わってしまうのが本当に名残り惜しかった。。。



一瞬の余韻のあと、演奏に応えるかのような温かく盛大な拍手…。



ふと前を見ると、超熱い先生がスタンディングオベーション。。。



幸せな時間でした…。
ここに来て、コーラスガーデンに参加して本当に良かった。。。。



MODOKIが退場した後、超熱い先生を見ると号泣されている。
そりゃそうですよね、これで号泣しない訳がない。。。


----


…さて感動的な話なのですが、ここからが個人的には大変でした。
号泣してしまったワタクシ、「泉のうた」が頭の中を流れ続けて
もう何もかもどうでもいい…と思いきや、
実は昼休みの時間を使ってリハーサルをしなければならない!

こうやって心が洗われちゃった後って、元の自分を取り戻すのが本当に大変です。
熊本であった全国コンクールの時の、ウイステリアが歌った「追分節考」とか
岡山であった全国コンクールの時の、はもーる神戸の素晴らしい演奏とか…。

岡山の時は、あのあとは何だかすべてがどーでもよくなってしまって(おい)
でも直後に自分の本番があるから、懸命に自分を取り戻す努力をしてました。


今回も全く同じ。
演奏者側にまわる訳ですから、早く気持ちを切り替えないと…。
(でも頭のどこかで、この気持ちを切り替えるのはもったいない…と思ってる・笑)


舞台下手を通って中ホール(リハーサル場所)へ行こうとすると…


あぁ、そこに立ってるじゃないですか、このイベントの「首謀者」が(涙)。


わたしは居てもたってもたまらず
オッサンがオッサンに感謝の抱擁して(笑)
またしてもワタクシは号泣。


これじゃ全然気持ちがもどりゃしない(苦笑)。


…何だかいっつもこの人には泣かされるんだよなー。
別にいいけどねー(涙)。


という事で、何とか中ホールへ移動、すぐにリハーサルがはじまりました。
ムジカ・フェルビダのサウンドが鳴る。
ボロボロ?だったわたしの頭の中が、自然と音楽の中へ帰っていく。


楽しいリハーサルでした。
あの素晴らしい歌には、「我々の歌」応えなきゃ!!
という想いがビンビンに感じられるリハーサルとなりました。


中ホール客席は「出演者の昼食場所」だったのですが
何だかうるさかったですねぇ。
だんだん人が減っていったし。。はぁ、すみません。。。


短いリハーサルのあと食事、着替えをしていると休憩が終わってしまい
何とウイステリアの演奏が始まってしまった!!!(+_+)
イカン!!


という事で着替えを終えて慌てて客席へ…!


という事で、次回はウイステリアの感想からとなります。
途中からしか聴けなかったのが本当に残念。。。


(つづく)


スポンサーサイト

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL