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史上かつてなく名残り惜しい演奏会(その14)


今日2つ目の記事です。


(…はぁ、やっとここまで辿り着いたけど、ここからが一番シンドイぞ~)


今回のコーラスガーデンは
1団体あたり25分~30分ぐらいの演奏時間が与えられています。
という事は、一発勝負?的な演奏をしても、ステージとしては全く意味がない。
九州+全国から10団体が集合している訳ですから、
自分たちの合唱団の個性のもっとも良い部分を出しつつ
音楽を十二分に聴かせるだけの力量が問われています。なかなか大変だ。


そして何よりも今回は、出演者も他団体の演奏を聴きましょう!という事で、
ステージへの出入りはすべて客席から、となっています。
なので、全部の団体の演奏が聴けるのです。
ここがコンクールとは大きく違うところであって
一番最後には凄まじい事になるのですが、それはまたあとのお話。



さて、午前の部は「招待合唱団演奏Ⅰ」という事で

~九州の響き~

という副題がついています。
全国的に見ても九州支部の団体の声は非常に豊かです。
特に意識をして「九州の響き」と題してる訳ではないと思いますが
よく全国コンクールに出てくる団体以外にも、
すごーーーい団体がワンサカとひしめいているのが九州。
その裾野の広さを実感する午前中となりそうです。



という事で、ようやく開演~。
超熱い男氏の司会ではじまりました。
司会者として何と言っていたかは…うーん記憶が…。
(早く書かないからだよね~ゴメーン・大汗)


女声合唱団ソレイユ(佐賀)

「TWO EASTERN PICTURES」より 1.SPRING(詩:Kalidasa 曲:Gustav Holst)

無伴奏女声合唱のための「春二題」より あけぼの(詩:島崎藤村 曲:木下牧子)

「A Little Jazz Mass」より 1.Kyrie 2.Gloria 5.Agnus Dei(曲:Bob Chilcott)

I GOT RHYTHM(詩・曲:George, Ira Gershwin 編曲:Ward Swingle)

指揮:樋口久子 ピアノ:岩崎大輔


すごい!
コンサートの最初から「コース料理」を食べるかのような!(笑)
しかもしかも、演奏者が「ソレイユ」さんな訳ですよ!?
わたしはコンクールでのソレイユさんしか聴いた事がありませんから
これだけの曲をどのように演奏するのか…?


第一声、ホルストの音楽がステージから会場に放たれる。
あぁこの団体はやはり「太陽」の温かさと気高さ、そして凛とした涼やかさが
不思議に同居している音楽を作る団体だ。
とにかく、美しい…。

ホールがどの団体の色にも染まっていない瞬間に
これほどのシャープな演奏が聴ける、何という贅沢。

ただ少しだけ、そのホールが温まっていない部分と正統派の曲を演奏しているところから
固い雰囲気が感じられたような気もします。
(もちろん、これは人によって違うと思いますが…)
先鋒の難しい部分です。


「春二題」より、あけぼの。
これも女声合唱の美しさと表現力が魅力の作品。
ソレイユさんの力量…とかじゃなくて、音楽性の高さを感じます。

この合唱団は力技をやってもどこにも負けないぐらいのパワフルさがあるのですが
(MODOKIとガチンコをしてもいい勝負をすると思われ)
しかし、ステージで聴かせるのは技術力じゃなくて「音楽性」です。
全員が、何かを表現しようとしている。演奏者の顔を見れば判ります。
何と高いレベルで音楽を作っているのだろう…。


「Jazz Mass」より、Kyrie Gloria Agnus Dei
このあたりからホールが温まってきたのか?ソレイユさんの音楽が全開になってきます。
素晴らしいピアノのサポートを受けながら、音がステージからはじけ出てくる。
わたしも、自然と身体がスイングし始める。
あぁ~~楽しい~~♪
コンクールではうかがい知れない、ソレイユさんの魅力の1ページを見た…!


…と思ったら(笑)。


ラストの曲、「I GOT RHYTHM」。


おぉーーーついに「はじけ出てくるはじけた(笑)」
踊ってるよ~回ってるよ~、でもスゲー上手いよ~!!
会場のテンションが一気にヒートアップ、合唱団がノリノリですもん。


そうかー、ソレイユってこんな一面があるんだー。


「歌うと凄いんだけど酒を飲むと気の良い子達ばっかりでねぇ~」


とは、超熱い男氏のコメント。
なるほど~(笑)。


演奏の魅力もさることながら「合唱団の魅力」も大いに感じる事が出来るステージ。
上手いだけじゃない、楽しい~~~!!本当にすばらしい~~!!
ソレイユさん、素敵な演奏を本当にありがとう~~~~!!!(^O^)/


……そして思った。


最初からこんなに楽しいのは大歓迎だけど
これって、あとから出る団体には
どんどんプレッシャーがかかっていくんでは…?(^o^A


(つづく)


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