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合唱団ぽっきりコンサートⅡ(その4・ラスト)


先週末は郡山へ行っていました。
合唱王国の、さらにその心臓部。
聞くところによると、郡山市は「音楽都市宣言」を2年前におこなったそうです。
そしてその呼び名は、看板だけじゃなく大きな実態が伴っているのを強く実感。



…さて、長く引っ張ってきましたが(すみません・汗)
今回でラスト、です。
良いコンサートだったなぁ…と改めて実感。


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今回のコンサートでわたしは全曲、歌詞・対訳を見ながら演奏を聴いていました。
余りそういう事はしないのですが、今回は何となく…。
きっと、演奏を深く感じたかったのだと思います。

第4ステージの前に、「クレーの絵本第1集」の歌詞を黙読。

わたしはこの組曲を、大学生の時に歌いました。とても懐かしい。
だからどんな曲か、どんな歌詞か、よく知っているつもりでした。
しかし今回、幕間の短い時間で読んだ詩に衝撃を受けた。
昔歌った時、わたしは全然この詩の意図していた事を判って無かった…!!!


どうして、階段の上の子供に話しかける事が出来ないのか、
どうして、泣く事しかできないのか、
どうして、操られている事を知っているとふざけるのか、
どうして、鳥がいるから空があるのか。。。


…えぇーい、書いていくときりがない!
その全部の言葉がリアルな感覚となって、自分の内面に一瞬で広がる。。。


何をどう解釈したのか?を書くのはナンセンス、
わたしが感じた解釈が正しい訳じゃないし、
それに解釈は個人個人で違うものだろうし、文字にするべきものじゃない。


ただ、どういう詩なのか・曲なのか、がリアルに実感できた…!
わたしもいろんな人生経験を積んだ…という事なのでしょうかね?
解釈できなかった自分・解釈を感じた自分…を振り返りながら
時間の流れを静かに感じて、演奏を待ちました。。。


というタイミングで、第4ステージが開演。
賛助出演メンバーもいるのでしょうね、
前のステージよりも少しメンバーが増えてます。


演奏が始まりました。
若いエネルギーに満ちた声が、ステージから飛び出してくる。
決して熟練した演奏という訳じゃない、
でもこの合唱団には、ここに存在している事自体に大きな強い喜びがあって
その彼らが、この曲を全力で演奏しているのがガンガン伝わってきて
わたしは猛烈に感動しました。

何度も書きますが、半分以上いる若いメンバーたち、
ひょっとして、この曲の歌詞の意味を本当に理解しているかどうかは判らない。
でも、そんな事は本当にどうでもよくて、
谷川さんの詩は、判っている・判ってない、それらをすべて内包した次元で書かれていて
三善先生の音楽は、その上で様々な感情がひっくるめた音となっている。
若い彼らが、その音を全力で演奏する事自体が、この曲の意味するところを的確に突く。。。


何という、さりげなく深い愛情だろう。
押し付ける訳じゃない、音楽が、そこにそうやって在る、
その事自体が素晴らしい…という、偉大な詩人・作曲家からのメッセージ。


エネルギーに満ち溢れ、密度の濃い音楽でした。
わたしの心は、とても温かかった。
コンサートに行って、本当に良かった。幸せでした。


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…という事で、とても幸せなコンサートでした。
長々となっても、感想を書こう!と思わせられるだけの演奏でした。
合唱団ぽっきりは、本当に若い指揮者とメンバーが集った、
エネルギー溢れる団体です。
これからどんな音楽を聴かせる団体に変化していくのか、とても楽しみです。


合唱団ぽっきりの皆さま、ありがとうございました!m(_ _)m


(おしまい)


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Comment

こちらこそ
編集
こちらこそ、コンサートに来て下さり、ありがとうございました!まさか、こんな連載物で書いていただけるとは!!!これからの励みにします。

来年は2月26日土曜日、同じく安芸区民文化センターで、
次は、『地球へのバラード』です!今からわくわくしています!
ほんと、名曲ですよね…。
2010年03月12日(Fri) 23:15
Re: こちらこそ
編集

>NAWAさま

コメントをありがとうございます~♪
改めて、素敵なコンサートをご案内くださってありがとうございました。(^^)
来年がすでに決まっていて、地球へのバラード…ですかぁ。
また泣ける曲を…(笑)。
予定があえばぜひ、またお伺いさせていただきます。
楽しみ~♪

2010年03月20日(Sat) 00:06












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