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全国コンクール2009あーだったこーだった(その5)


永らく空いてしまいました。
用心したおかげ?で、未病から無病へ移行中。
しかしまだ喉が微妙に腫れてます、まずいです。

このblogも止まってましたが、web交換日記相手さんの方も
パッタリと停止してます。体調はどうなのでしょうねぇ。

予告通り、一般部門に飛びます。
今後は行ったり来たりします。
で、全部書ける訳じゃないので突然終わります(汗)。
その時点で書かなかった団体の方、ゴメンナサイ。。
あぁコイツ、席を外したか熱にうなされてたんだな…と思ってください。
(ホントにその通りなので…-_-;;)


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一般部門Aグループ

1 ゾリステン アンサンブル(混声24)
(G1 / J.Brahms“5 Gesange Op.104”より
 “Nachatwache I,II / Letztes Gluck / Verlorene Jugend”)


大学部門から一般部門になると、サウンド感が大きく変わるのは当然ですが
音楽が猛烈に自発的になります。この辺りは大学生は大きく改善の余地がある。
自分たちの演奏のあとに、ゾリステンの演奏を聴いただろうか?と思う。
ぜひ聴くべし。

部門のトップバッターが有利なのか不利なのかは判りませんが
そんな事は全然関係なく、わたしはとても楽しみにしていました。
なぜかというと、夏前に島根で行われたジョイントコンサートを聴いた方から
「ゾリステンの“Dolcissima mia vita”はこの曲を聴いた中で一番納得行った演奏」
との評価を聴いていたからです。そんな事言われたら聴きたくなるじゃないですか(笑)。
また自由曲がブラームスという事で、これも楽しみです。
わたし、ブラームスは大好きなもので…。
もうここ1年ぐらい、手が伸びるCDはブラームズがメイン。
交響曲だったり室内楽だったりピアノ曲だったり…少しだけ合唱も(苦笑)。
最近はポゴレリチのピアノを毎晩聴いてます。

さて、ジェズアルドの演奏。
出てきたサウンドが流麗で強い意志を持っている。
音楽が細部まで磨かれていて、歪んだ音世界の表出が見られるのがとてもいい。
しかし音楽の流れが豊かなので、エキセントリックには振れない。
最後は少し温かみさえ感じさせる歌いくちで音楽を閉じる…。
個人的な好みを書けば、ここまで丁寧に表現が出来るのならば
逆にもっと暴れても良かったような。
ゾリステンならば、この曲の持つ息苦しさと美しさが並立する
ギリギリの音が作れたような気がしたのです。
まぁこれは完全に私の好みの話です。(^o^;;

しかしもちろん、説得力のある一つの世界を構築した演奏なので
ジェズアルドの作った音世界として、とても納得した演奏。
事前に聴いた「うわさ」は本当でした。


自由曲、ブラームス。新潟大会時の課題曲も選曲されてます。
演奏が始まって、少し不器用そうで美しいブラームスの音世界が広がる。
いいですねぇ♪
歌っている曲に対する愛情を強く感じる演奏。
サウンド感も自然でなめらかで、
今、まさにブラームスを聴いてる!!と感じました。
音楽が自発的に呼吸をしている。だから音楽が常に生きている。
これがとてもとても良かった。

同時に、少しずつ気になり始めたのはドイツ語の扱い。
発音どうのこうの…という訳ではなく、
歌が語っている内容と歌のニュアンスは一致していたのだろうか?
…という感じが少しずつしてきたのでした。
素晴らしく曲を歌えていると思うし、音楽が破たんするところもない。
そしてその向こうの音楽が、
喜んでいるのか哀しんでいるのか怒っているのか…?
という部分を、もっと感じられる演奏が出来そうな気がしたのです。

いや、もっと正確に書けば、
演奏の中に様々なニュアンスがあったのだけど
その中に「ほころびる瞬間」を感じた…という事なのだと思います。
ブラームスの音楽は、1つの閉じた美しき音世界ですから
小さなほころびがやはり気になる…という事なのでしょうね。

しかしさすがに力のある合唱団、
最後までブラームスを歌い切りました!素晴らしい!
勝手な希望ですが、ぜひ、是非、来年もブラームスをやっていただきたいです。
今回の演奏が、次へ必ず繋がっていくと思うのです。
ロマン派が歌える合唱団は、本当に力のある合唱団です。
これからどんな進化を見せるか、とても楽しみです。(^-^)


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今年の2月ごろ、
ロベルタ・マメリさん、波多野睦美さん、つのだたかしさんの
イタリアマドリガーレのコンサートに行った時に
マメリさんの歌が余りに素晴らしくて
それはイタリア人だから、という部分が当然あるのですが
ぜーんぜん判らんイタリア語なのに
恍惚とした表情、キラリと怒りに輝く目線、とろけるような甘い愛の歌、
目の前に居るであろう男性を挑発するような目線…などなど…。
ぜーんぜん判らん言葉の歌なのに
言葉のニュアンスとサウンド感だけで
聴き手を取りこんでしまう歌を聴きました。
歌の究極は、これなのだと思う。
その時のblog記事はこちら


…それにしても長い記事だぁ。
こんなに長いと、余計に書く団体が減る気がします。
とはいえ、サラリと流して書けるような演奏をしてないんですよね。

(つづく)


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