TOP ≫ ARCHIVE ≫ 2015年11月
ARCHIVE ≫ 2015年11月
       次ページ ≫

≪ 前月 |  2015年11月  | 翌月 ≫

第70回九州合唱コンクールの感想(その9)


「支部大会というのは、その地方の実力ある団体が一堂に集まる『演奏会』です」

わたしの尊敬する先生がおっしゃった言葉です。
そうだよなぁ~、全国コンクールへ出場する団体を決めるだけの会じゃない。
素敵な演奏をする団体がたくさんある事。それが大事なはず。
皆さん、支部大会の演奏を聴きに行きましょう!
きっと素敵な出会いや発見があるはず。

そして、素敵な演奏に出会ったら、その団体の人に声を掛けてみてください。
支部大会がもっともっと素敵な集いになれば・・・とわたしは願います。


3.イトウ・キネン・シンガーズ
(G3 / 間宮芳生 「米搗まだら」 Tomkins “When David Heard”)


今年の全国コンクールを仕切った親分、伊藤理事長率いる団体。
閉会式でAve verum corpusを歌う!という企画を考えたのも伊藤さん(のはず^-^;;)
超美声のテノールでもある伊藤さん、今年の演奏はどうかな?

課題曲、味わいは天下一品!ジワリと聴かせる味わいは大人の演奏そのもの。
ところどころに傷が聴こえるのはちょっと残念だけど、
聴かせどころは押さえているから聴いていて非常に充実感がありました。
ただ、もっと切なく聴こえても良かったかなぁ~・・・
弱音がもっとつかえた気がしたんです。

自由曲、
1曲目「米搗まだら」、何と課題曲からアタッカで始まった!!カッコいい!!!
かなり意表を突かれました(笑)。一転して躍動感の塊りのような演奏に。
楽しい~~!!
TVドラマ「表参道高校合唱部!」でも「米搗まだら」を歌うシーンがありましたが
演奏後に「選曲はオモコーの真似ですか?(笑)」と聞いたら
「いや違うよ、こっちは3月に決めてたんだから彼らが真似たんだ!(笑)」
というナイスな答えが返ってきました。(^_^;;
荒々しさも音楽のうち、もう楽しくてしょうがない!という演奏でした。

その後、衣装?の一部を回収して回るパフォーマンス?
2曲目までかなり時間をかけて準備をして・・・時間は大丈夫?と思うぐらいに。
(後で聞けば、喉が締まってしまったのを回復させる時間だったようです)

2曲目、1曲目とは全然違う世界を作り出しました。
じっくりと聴かせるイギリスマドリガルの音楽。
こちらは少々聴いていてアンサンブルの合わない場面が感じられて
ちょっと残念だったというか。1曲目でかなり力を使ったのが歌から感じられました。
最後の和音はかなり乱れてしまったかなぁ。。
それでも集中力を切らさなかったのは、さすが。

----

伊藤理事長、九州コンクールの結果を聞いて
「さぁこれで全国コンクール準備に専念できるぞー!(笑)」
とおっしゃっていましたが、見事に大役を果たされて、
今頃は廃人になっているかもしれません(汗)。

九州コンクールのスタッフの皆様は、非常ににこやかな方ばかりでした。
本番までのあいだ、とても気持ちよく出番を待つことが出来た。
ぜひぜひこれは、強調して書いておきたい事です。

長崎県連の皆様、ありがとうございました。
そして伊藤理事長、お疲れ様でした!!


(つづく)

スポンサーサイト