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「コンクール出場団体あれやこれや2014」(その2・福島大学混声合唱団)


それでは大学ユース部門2団体目の「あれやこれや」です。

2.福島大学混声合唱団(混声39)
(G1 / F.Poulenc “Messe en sol Majeur” より “Kyrie / Gloria”)


福島大学混声合唱団、以前は学生指揮者でコンクールに臨む団体でした。
好感を持つ演奏も多く、過酷な東北支部を抜けるだけの演奏を聴かせていましたが
いつごろからか、伊藤勲先生が指揮をされるようになりました。
やはり指揮者が変わると合唱団の音楽性・サウンドも大きく変わる!!
抜群の安定感と音楽性を誇り、
今や、東北支部を代表する大学合唱団となりました。

(東北支部には他にも良い演奏をする大学合唱団がいくつもあるのですが
 どこも中型小型合唱団になっているのでなかなか難しい。
 また東北支部で大学ユースの推薦ピッチが1つ、
 というのもなかなか酷な状況です)

昨年の福島大混声の「あれやこれや」でも書きましたが、
伊藤先生は非常に明晰で美しい指揮をされます。
福島大混声の演奏を聴き、伊藤先生の指揮を見ていると
「合唱王国福島県」という巨大な存在がその向こうに見えてくるかのようです。

福島の団体は、発声やアンサンブルの基礎的な部分は絶対に疎かにしない。
県内の苛烈な競争の中では、それをクリアしないと勝ち抜けないはず。
中学校・高校のすさまじいレベルはそうやって培われるのだと思いますが
そのレベルの高さは、一般団体にまで行き届いている。
わたしが「あれやこれや」を書く担当ではありませんが、
今や福島県を超えて東北支部を代表する団体、会津混声合唱団
技術と音楽性が極めて高いレベルで成立している稀有な団体です。


福島大混声の話に戻ると、
彼らは昨年、プーランクのクリスマスモテットに取り組んでいました。
今年は同じくプーランクのト長調ミサ!
あの浮遊感と輝きに満ちた音楽を、今年も福島大混声は演奏します!
ぜひ、そのエスプリに満ちた世界観を存分に表現して欲しい。
課題曲は、ジョスカン・デ・プレ。
いやこれ、難しい曲です。。とにかく長いんですよね~。
これもどういう演奏を聴かせるのかとても楽しみです!
福島県の誇る名シェフのタクトによって、
今年の福島大学混声合唱団は、どのような輝きを見せるでしょうか。


(つづく)

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