TOP ≫ ARCHIVE ≫ 2007年07月
ARCHIVE ≫ 2007年07月
       次ページ ≫

≪ 前月 |  2007年07月  | 翌月 ≫

県コンクールについて


愛媛県コンクールが終わった訳ですが、
自分たちの事はさておき(^^;;いろいろ思うところがあります。


コンクールは当然「コンクール」だから、
当然、次のステージへ駒を進める事が出来ない団体もある。
愛媛県の場合は中・高の合唱部で四国コンクールへ進めない団体がいくつかありました。
7月末の段階で、学校の合唱レベルの選別がなされる、という事。
夏休みが本格化する前に、
歌い込みの絶好の機会であるコンクールが、あっという間に終わってしまう。
中・高の場合はNHKコンクールがあるとしても、ほぼすべての団体が
支部レベルで落選してしまう訳だから、そう考えると非常に残念な気持ちがします。

4月に新入生が入ってきて3か月、7月末でコンクールが終わるとしたら
コンクールの優劣は、合唱部がもともと持っているポテンシャルがすべてになる。
上手い学校は常連化し、その壁を破るのはなかなか容易な事ではありません。
四国は競争がそれほど激しくない支部だからこそ、
「熱」が生まれにくい部分があるかもしれない。。。


そんな事を繰り返していると、
全国コンクールへ出場する団体はすごい!!って事になるし
そのレベルで「金賞」を受賞する団体は、とんでもなくすごい!!
ってのはうなずけます。うーん、マジですごいね。。。



でもね、合唱って当たり前だけど「賞うんぬん」じゃないですよね。(^^;;
賞なんて、獲った直後は確かにうれしいけど
その事だけの意味合いは大したものではない。
その瞬間から過去の話です。
コンクールに出る事で、その優劣だけを競うようになってしまったら、
本来の「音楽をより楽しめるようになるため」という
「手段」が「目的」になってしまったら、これほど空しいものはない。




高校の部活を終えた後、合唱をやめてしまう人が多いようですね。
それには当然、いろいろな理由があるのでしょう。
確かに、賞を取る努力やその過程で得る喜びは、人生の中で貴重な財産となるだろうけど
合唱をする事が単なる「一過性の喜び」だったのだとしたら、
今までの活動が今後の人生に繋がらないのだとしたら
コンクールの「罪」は非常に大きなものだと思わざるを得ない。。。



まぁ、たぶんそれは
「これからも入って歌いたい!と思わせる魅力的な団体が無い!」
という理由が、おそらく最大の原因なのだと思うのだけど。(^^;;


イイ大人が、仮にヘタクソでも楽しく一生懸命音楽をやっている事で
少しでも何かを伝えられたら…。



愛媛県コンクールの客席にいた、大勢の中学校・高校の生徒たちを前に
わたしはそんな事を考えながら演奏をしていました。
あの若者たちに、ずっと合唱を続ける事が少しでも魅力的に見えたら。
そんな子が1人でもいたのならば、
Chorsal≪コールサル≫がコンクールに出場した甲斐があろうというもの、です。



スポンサーサイト