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「ほほえみをありがとうコンサート」(No.5)

連載再開です。

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松田先生の指揮が始まった。先生の作られる音楽の、引き締まった筋肉質な音楽の流れ。

高田三郎の音楽は、余計なものは全く無く、演奏者がひたすらに音楽と詩の意味を突き詰めたところに存在する。それゆえ、他を寄せ付けない音楽の厳しさがある。まさに「孤高の存在」である。それを見事に指揮で表現なさっている。本当に素晴らしい。

残念なのは、歌っている方の意識が散漫な事。松田先生は厳しくダメ出しをなさる先生ではないので合唱団の方に「音色の厳しさ」がないのだ。これが高田先生ご自身の指揮だったら当然ながら激しく叱責され、今ごろ2,3人は殴られるか楽譜を投げつけられるか・・・。

松田先生の音楽の特徴は、「音楽に対する真摯な姿勢」である。ただひたすらに音楽を磨き続ける。よって、人格者であられる松田先生の作られる音楽は、崇高なものになるのだ。栗山先生の作られる音楽とは全く質の違う、シンプルな音楽。こうして1時間の練習時間は、またしてもあっという間に終ったのだ。


この直後4時から、明日のコンサートの女声合唱の新作ステージ、新実徳英作曲「無声慟哭」の練習がある。指揮は新実先生ご自身、参加しない男性が外に出ると、練習場が空くのを待っている女声が200人ぐらい待ち構えている(驚)。しかも、大久保混声の女声でも引き続きこの練習に参加する人もいる。3人の偉大な先生の練習を代わる代わる受ける。何とも濃い日だ。そして、場所をまた新宿区合唱祭があった場所に移して、6時からTCF(辻コーラスファミリー)全体の合同演奏、フォーレのレクイエムの練習が始まるのだ。午後6時~9時半の予定。うーん、シンドイ。。。。
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