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生きていてほしいんです


今日、小林麻央さんの訃報を知って、
すぐに思い出したのは、三善晃作曲「五つの願い」の3曲目、
「願い 一少女のプラカード」
という作品。谷川俊太郎さんの詩。

今日が、
太平洋戦争での沖縄戦の旧日本軍の組織的抵抗が終わった日、
というニュースを聞いた後に知った訃報だったからかもしれない。

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生きていてほしいんです

兵士は

生きていてほしいんです

兵士の靴が知らずに踏みつけた蟻も


生きていてほしいんです

青空の下で 穴の中でも

生きていてほしいんです

今日は


子どもたちはかくれんぼをしています

木の枝が風にゆれ

目をつむるとまぶたが日に透けて赤い


誰が誰の敵なのですか

私たちはみな不死ではないのに

生きていてほしいんです

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昨日夜、わたしはとりあえず元気でいろいろなことをしていました。
そのわたしの知らないところで、麻央さんは最後のいのちの炎を燃やし
このBlogを見ている皆さん、また見ていない皆さんもそれぞれの時間を過ごしていました。

これらは、同時並行で起こっていたこと。
笑いと哀しみと怒りと、そして多くの平穏な時間とは同時に存在する。
そのことに想いを馳せながら
今もわれわれは、今を生きています。

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急がば回れ。


今日、ラジオから
「スピーカーが声を認識して、リクエストした曲をかけてくれる製品がまもなく実用化」
という話が聞こえてきて、うーーん。。。と考え込んでしまいました。
確かに便利ですが、そこまで便利な必要って、ある?

という事で、すこし昔話を。。

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むかしむかし…今から21年ほど昔。。。

わたしは、大久保混声合唱団というところで
行きがかり上、団長的な仕事をすることとなり。(大汗)

すでに大久保混声は、日本を代表する合唱団の1つだったし
合唱指揮者である辻正行先生が指揮をしてらっしゃったようなところ。
当然、大ベテランメンバーも勢ぞろいしている合唱団、そんなところの運営を
若干20代後半の、田舎からノコノコ出て行ったわたしがやるというね。。。なんでー。。泣

今思うと恐ろしい話ですが、その当時も恐ろしかった(笑)。

ところがその頃の大久保混声合唱団は、
前団長、元団長と総務スタッフの方々のスキルの高さ、
そして辻音楽事務所の存在で運営を行っていました。

突然代わったわたしに、そんなスキルは無いのでどうしたらいいのか判らず。
もう本当に毎週、謝ってばっかりの連続でした。。。

今でも覚えているのは、
何かの出席調査をしなければならなくなり、でもそれを調べる方法が無く
(本当はあったと思うのですが、把握すらできていなかった。。)
しょうがないから、わたしが1人1人の家に電話調査。

その頃は1996年。今は懐かしいWindows95の時代。
世の中にようやくインターネットが普及し始めたところで
携帯電話を持っている人はだいぶ増えてきた感じ。
メールアドレスを持っていない人もかなり多い時代でした。

だから、何かの調査をするとなれば
練習時に直接会って調べるか、電話をするしか方法が無かった。

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1件1件、電話を続けていると、自分の母親ぐらいの歳だったと思うアルトの団員の方から
「ねぇあなた、これを、1件1件電話をして調べているの?大変ねぇ。。。」
と心配されてしまいました(苦笑)。その時わたしは、
「能力も人脈も無いので、自分で動くしか無いのです…」
と返事をしたのは覚えています。

ただ、こういう事があった後からは、運営が少しやりやすくなった印象。
皆さんに「アイツが何かやってるから助けてやらないとな・・・」と、
少し思っていただけたのかな。
ありがたいことです。

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今ではメールやSNSなど、便利な連絡方法が多くあります。
しかし、たくさんある連絡方法のどれを選ぶか?によって
ずいぶんと相手のリアクションや集団の雰囲気が変わる気がします。
相手が近くに居る印象のツールでも、リアクションは想像以上に疎遠だったり
手間のかかるツールだけれど、その分直接的に意見をもらえたりするものも。。

今さら電話だけの時代に戻れるわけが無いのだから
たくさんあるツールからどれを選択するのか?は、よく考えなければ。

そしてどんな時でもツールを使うのは人であり、人と人との付き合いが基本です。
運営する側は、ツールの向こう側に見える存在でありたいものだし
運営される側は、ツールの向こう側で動いてくださっている人の存在を
感じる感性が必要になってきます。

何が良いのか?は、それぞれが試行錯誤して答えを出していくのだとしても、
決して「便利=役に立つ」ではないのですよね。
急がば回れ、な方が良い事も多い。

そして、ツールに振り回されないよう、気を付けたいものです。

怒涛のGWでした(後編)


GWの話題なら、5月中に終わらせないとね(笑)。
だいぶ時間が経ちましたが、後編は5月6日・7日、最大の山場です。

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5月6日
朝起きたら、身体がバキバキ。
GW中に家で寝たのは6日ぶり。
そしてGW期間中、合唱絡みでない日は5月2日だけ(笑)。
もうかなりお腹いっぱいなのですが、今日明日が最大の勝負だったりする。

午後2時ごろ尾道駅へ。
コールサルの練習見学に行く、岡山県の就実大学グリークラブの指揮者美女2人と待ち合わせ。
車に同乗して、夏過ぎると「カ~ル」の聖地と化すであろう松山へ移動。

道中では、就実グリーの話をあれこれ聞いて(笑)。

到着するなり、すぐの練習。
どうにもこうにも、やらなきゃいけない事だらけでアワアワ。
ハーモニーは?発声は?解釈は?
うーん。。。

練習後は楽しくお食事会♪


5月7日(最終日)

この日は朝9時から練習なのですが
同時並行で9時前から、先生方2人をお迎え。

まず、佐賀のピアニスト鈴木めぐみ先生が松山空港へ。
そして、雨森文也先生も松山空港へ。

ひえー。。。😱

両先生方2人をお迎えして、朝から昼食をはさんで夕方まで
メンデルスゾーン、三善晃作品×2、森田花央里作曲「石像の歌」のレッスン。
雨森先生をお迎えするのは、早いもので今年で4回目となりました。
「石像愛」の人一倍深い鈴木先生には、遠くからご足労いただいています。

さて、肝心の練習について。
何というか、少しは頑張ったと言いたいところですが
今回も控えめに言って撃沈でした。
やらなきゃいけない事が多過ぎて、何もかもまだまだ未完成過ぎる。。。

今回も、楽譜を深く読むという事、
そして音楽を俯瞰してみることを勉強させていただきました。
まだまだやらなければならないことが本当に多い。

でもそれだけ、楽しいことがたくさんあるという事。
雨森先生の指摘で、歌がどんどん変化していく。
何よりもその変化の瞬間が楽しいのだし、若いメンバーたちがそれを経験し
自分たちで音楽を考えていく大きなキッカケに
このレッスンがなる事を願わずにはいられない。

個人的には、自分の力不足を感じるばかりではありますが
こういう悔しい思いをすることが大切だと思っているので
今後の大きな糧となりますように!!

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丸1日のレッスン後は、すぐに両先生を車に乗せて広島県の福山駅へ移動!
GW最終日だから大渋滞!?と予想していたのですが
何と車はガラガラで、今までに1度も無いぐらいスムーズに福山駅へ到着♪
車中ではいろいろなお話を楽しく聞かせていただきました。

雨森先生、鈴木先生、ありがとうございました!

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という事で、9日間で8日合唱をしていたという、何とも贅沢なGW。
今まで、これだけ盛だくさんなGWはなかったなぁ。
どの日も、とても面白く充実した日だった!
この経験が、今後に生きてくることを……願うっ!!

(おしまい)

怒涛のGWでした(中編)


前編は5月3日まででした。
中編は5月4日、5日です。

5月4日
この日は、わたしが遠隔地団員で所属しているCANTUS ANIMAEのマンスリーコンサート(MC)の日でした。
マンスリーコンサート(以下、MC)とは、たくさんの作品に触れることを目的として
月に1回、通常の練習とは別に3時間の練習で曲を仕上げて、
最後に「演奏会のつもりで」演奏をする、という事からMCと名付けられました。

さすがに今は余りに忙しく月1では開催されていませんが
MC開催時には、CANTUS ANIMAEメンバー以外にも門戸を開いて
たくさんの参加者とともに練習・本番を行っています。
長野の「合唱団まい」の皆さんも参加されていて
今回は総勢70人ぐらいでの練習だったでしょうか。
わたしは遠隔地団員ですのでなかなかMCに参加できず、
今回ようやく参加することが出来ました。

そして今回のMCの曲は、何とモーツァルトのレクイエム!!

マジか~、すげー!
約1時間の演奏時間がある曲を、今回は6時間の練習で仕上げていきます。

あと個人的にテンションが上がっていたのは
千葉のVOCE ARMONICA指揮者の黒川和伸さんがベースで参加されていたこと!
わおーすげー♪ヽ(^o^)丿

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MCが開始してまず最初に、雨森先生は全曲を通すのが通例?です。
今回もやっぱり通しました。1時間かかるのに…f(^_^;
1曲通すことで、どこをどうすればいいか?という事をチェックされているのだと思うのです。

冒頭に1時間、最後に1時間、連絡等で30分ぐらい使うので
これで実質練習時間は3時間半しかありません(汗)。
果たしてこれで要点を押さえて全体を見通す練習ができるのか?
何曲もあるモツレクの、どこから練習を始めるのだろう?

…長くなるので詳しくは書けませんが
レジュメでの簡単な解説の後は、第1曲目から練習するのではなく
第6曲Confutatisから練習を始めました。
ほほー。

小さな部分を解説しながら、コンセプトをさりげなく見せて
徐々に曲全体に広げていく指導。勉強になります!!
6時間は、本当にあっという間でした。こんなにあっけなく終わるのかと。
気が付いたら、無我夢中で歌っていました。
さすがにモツレク、本当に名曲!!
何百年もの時代をくぐりぬけて生き残った作品だけが持つ重み。

そして本番(最後の通し)の時に、何と黒川さんが隣りに来て歌ってくださいました。
これにはビックリ、というかわたしの横で申し訳ないというか。。。(-_-;)
そして、隣りで歌っていただいた事で
たくさん勉強させていただきました。ありがとうございました!

MC後は、参加者とCAメンバーとで打ち上げ!

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5月5日
この日は、早朝から仕事、10時ごろまでに終わらせて移動!
長野の「合唱団まい」が、何と東京で練習をしている!という事で見学に。
11時過ぎに到着したら、モンテヴェルディのラグリメを歌っていました。

ふと見ると、
見学に行っていた「合唱団あべ犬東」メンバーが中に入って歌っている。

あ、そうですよね。

という事でわたしも中に入って歌う事に(笑)。

久しぶりにラグリメを歌いました。
久しぶり過ぎてアワアワでしたが…。
モンテヴェルディの後は、新実先生の「幼年連祷」の練習、
そして最後は平田あゆみ作曲の「エレメント」。
軽快でさわやかな作品!!

…何とも濃密な時間をまたしても過ごさせていただきました。
雨森先生、合唱団まいの皆さま、ありがとうございました!!

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練習後は、CAメンバーとサイゼリヤへ行って遅い昼食。
その後、新幹線で尾道へ戻りました。
午前0時に自宅へ到着、したと思ったらすぐに
コールサルメンバーとのSkype会議「サルトーーク!」が。
ヘロヘロですが、夜中まで楽しい時間でした。(^_^;;

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ここまでですでに濃密なGWですが
まだまだ濃密な時間は続きます。

(つづく)

怒涛のGWでした(前編)


3日経ってからようやく一息ついた感がありますが、
今年のゴールデンウィークはまさに「合唱ウィーク」でした。
簡単に振り返り。

4月29日~30日
愛媛県の「国立大洲青少年交流の家」でコールサルの合宿。
佐賀からピアノの鈴木先生をお迎えして、森田花央里作曲「石像の歌」の初ピアノ合わせ。
ついに、石像に魂が入った・・・かもしれない。。(´・ω・)イヤ、マダマダ…
夜中は講師室で〇み会をしていたら叱られてしまった。。次回は気を付けましょう(汗)。

5月1日
上京してから午後すぐに、昔の仲間の家で仕事、夕方に蕎麦と天ぷらと生ビールをご馳走になる。
話に大輪の花が咲き、とても楽しい時間でした。

その後は、合唱団あべ犬東のメンバーと小さな飲み会。
人生について深く考える有意義な時間となりました。

5月2日
1日中お仕事。
夜もおとなしく帰ホテル。誰とも会わなかったのはこの日だけだった。
それにしても、東京はよく歩く場所だ。

5月3日
午前・午後とお仕事、夕方から錦糸町へ移動してTokyoCantatへ。
夜から開演の
「やまと うたの血脈Ⅷ
  抒情は詩人の武器であったか? ~大正、昭和前期の詩による合唱曲展~」

という演奏会。
実に重厚かつ上質の演奏が並び、久しぶりに聴く側での合唱漬け!!

聴きながら様々なことを考えたのですが、
休憩後に詩人の佐々木幹郎さんのお話があって、これも深く考えさせられました。
お話の途中、「副題にある『抒情は詩人の武器であったか?』の答え、
それは当然武器では無かったです!」

とアッサリ答えられて(笑)、ちょっと拍子抜けしてしまいました。

しかしよく考えてみると
「抒情は詩人の武器であったかどうか?」という問いを、自分たちに置き換えてみれば
「合唱は人々の武器であったか?」という問いにも置き換えられるわけで
合唱が武器たり得るのかどうか?も含めて、考えさせられるものです。

わたし個人の見解として、おそらく武器にはならないでしょう。
しかし、最後の砦のようなものにはなるかもしれない。
歌の力は、具体的な何かをぶち壊す!という力は無いものの
人と人とを繋ぐとても大切な存在なのかもしれません。

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TokyoCantatの後は新宿へ移動して飲み会!!
またしてもあべ犬東の皆さまと!
そしてまたまた、人生について深く考える飲み会となりましたf(^_^;

(つづく)

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