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記憶に残る音楽


聴いた人の記憶に、長く残る音楽がしたいと思っています。


先日上京して、素晴らしい経験をされた方々とお話をした時に感じた事があり、
また東京で買った本を読んでいて、その方々の話と通じる事が書いてあって感心し、
またその新しい本に、しばらく昔に読んだ本と同じ事が書いてあって驚き。

著者も、書かれた時期も全く違う、その2冊の本に共通して書いてあったことは
「(要約)高度な技術と美音で過度な表現をした音楽は、聴いた人の記憶に残らない」
というものでした。バッサリ(笑)。
そしてさらに共通していたのは

「そのためには、ヴィルヘルム・ケンプを聴いて学ぶべきだ」

というものでした。もちろん他にも共通点はいろいろあるのですが
最後の結論は同じ。ちょっと驚いた。
そういえばヴィルヘルム・ケンプ、手持ちのCDが3枚ほどあります。
前に聴いた時は今一つ、良く判らなかったけど。。


帰京後に体調を崩してしまい(泣)、ようやく今日午後ぐらいに復活したのですが
ヴィルヘルム・ケンプを聴いておりました。
ベートーヴェンピアノソナタ30~32番。

聴きながら、前よりは少し思うところが出てきたかもしれない。
結局、構造を把握しているかどうか?が、音楽にもろに出てくるのだな、と。


良い示唆をいただいた事に、感謝。
今後もいろいろとお話を聞かせていただきたい、と感じた上京となりました。

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明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

2018年は、いきなりハイペースで駆け抜けなければ!です。
2月18日のChorsal《コールサル》7thコンサート、
3月4日のCAアンサンブルコンサート、
5月20日の犬猿戯画(合唱団あべ犬東&コールサルジョイントコンサート)、
何と東京開催!!\(^o^)/
ここまでは息つく暇も無さそうです。

ただ、もっと多くのコンサートをされている方もいらっしゃるので
余り大変だーと書くのもどうかな?とは思いますが、
やっぱり大変だーf(^_^;

しかしその分、楽しみも大きい!

まずは2月18日の7thコンサート!
「初めての混声合唱組曲1」と題して、
新実徳英作曲「幼年連祷」(客演指揮 山本啓之)、
高田三郎作曲「わたしの願い」という2曲を並べて演奏いたします。
(シリーズ化の予定です)

合唱音楽の古典と共に演奏するのは
森田花央里作曲「石像の歌」という作品。
素敵な曲です…(T0T)

ーーーー

まずはこの曲たちに立ち向かうのが、年明け最初のミッションです。
今年も充実の1年となるよう、頑張りたいと思います。

さて、初譜読みをしなければ…d(^-^)

愛媛大学合唱団第63回定期演奏会


1年が経つのは本当に早い、と毎年思うのですが
やっぱり今年も同じことを思いました。あっけない。


愛媛大学合唱団第63回定期演奏会
12月23日(土・祝)14:00開演
 松山市民会館大ホール


Opening
  愛媛大学 学歌
  指揮 河野汐音

1st 混声合唱曲集「ぶどう摘み」より 作曲 新実徳英
  指揮 西川勇哉  ピアノ 塚本愛

2st 企画ステージ「勇気物語 ~Story of Brave~」
  指揮 河野汐音 / 西川勇哉

3st When David Heard 作曲 Eric Whitacre
   Water         作曲 Andres Edenroth
  客演指揮 大成研三

4st Miskinis アラカルト
   Cantate Domino
   Gloria
   O saltaris hostia
   Ave Maria
  指揮 河野汐音


3年ぶりの全国コンクールへ出場した愛媛大学合唱団、
一般団体の演奏をほぼ全員で聞き、東京でたくさんの刺激を受けたそうです。
オープニングの学歌の第1声を聞いた時に、その変化を感じました。

声というのは本当に正直ですね。
おそらく本人たちは全く判らないと思いますが。

ここ何年か、停滞していると感じる歌声でしたが
それがしっかりと動き始めた印象。

地方で活動するというのは、他団体を聴く機会が圧倒的に少ない。
都会に居たらいくらでもある他団体交流が、ほぼゼロに等しいというのは本当に大変なのです。
自分たちは自分たちの事をする、というところで完結している印象が
ここ何年か続いていたのですが、全国コンクールを経験したことで、それが変化し始めている。

おれたちにはまだまだ上があるんだぞ・・・。
そんなことを体感している音がする。

以下、各ステージの簡単な感想を。

第1ステージ、副指揮者・西川くんの指揮。
70人ぐらいの演奏ですから、厚みのあるサウンド感で音楽が作られていきます。
楽譜に書いてあることを着実に実現しようとした演奏、と感じました。
その点ではある程度の成功はしていた。
ただ、そこから1歩出る演奏を、聴く側としては期待しています。
抜粋で6曲演奏していましたが、聴いた側の印象としては全部が似てしまいました。

来年へ向けての課題、ということでしょうか。

第2ステージ、企画ステージ。
面白く聴けた・見れたのですが、
まぁ当然というか、合唱付きRPGを見ている気分でしたf(^_^;
そういうイメージだったのでしょうね。
あと、叫び声が多かったなぁ。。。とf(^_^;

第3ステージ、客演指揮者ステージ。
客演指揮者として初めて、大成研三先生をお迎えしての演奏でした。
ウィテカーとエーデンロート、という大成先生ならでは?の組み合わせ。

このステージで、本当に久しぶりに愛媛大学合唱団のポテンシャルを聴いたというか
(何年振りなのだろう…と聴きながら思った)
音楽がステージの上で鼓動している雰囲気が心地よくて
非常に楽しいステージでした。
ペットボトル?も良かったねぇ。。

第4ステージ、ミシュキニスセレクション。
コンクール自由曲を含むステージです。
どの曲も、とても感心しながら聴きました。

例年、コンクール曲として取り上げた曲のクオリティだけが高い、
というパターンが多いのですが、そんなことはなく
取り上げた4曲すべての演奏クオリティが高かった。
合唱団の持つポテンシャルを存分に引き出した、指揮者の力量だと思います。
曲の場面ごとの表情付けもなされていて
聴いていて耳飽きることなく、最後まで集中して聴くことが出来ました。
とっても良かった。

1年間かけて練り上げてきた演奏が、
合唱団としての「1年分の想い」という方法でなく
音楽的な部分で聴けた演奏だった、というのが、とてもうれしかったのです。

----

こうやって、また1年が過ぎていきました。
毎年思う事ですが、全力で駆け抜けた人にだけ判る事があるのだと思う。
駆け抜けている時は何が何だか判らないのだけど
使命が終わって振り返った時に、
そのやってきたことの価値が見えてくるのでしょうね。

素敵な演奏会をありがとうございました。
良かったです。

石像の歌、ふたたび。


森田花央里さん作曲の「石像の歌」。

一昨日の練習で、四国コンクール以来3か月ぶりに、練習しました。
今回は、2/18に行うChorsal《コールサル》7th.コンサートの「公募ステージ曲」として。
40人弱での練習となりました。

久しぶりに音にしてみて感じた事。

この曲は、生きている心の感情が溢れ返っていると思った。
何て生々しい音たちなのだろう。
うかつに触ったら、痛みを感じるのではないか?という音たち。

コンクール自由曲として練習しまくったので
改めて歌う事でどんな風に感じるのかな?と、興味はあったのですが
あの時とは違う表情を見せる演奏になる気がします。

そして、
あぁここはやり切れなかったんだなぁ。。(苦笑)、というところにも改めて気が付き
もう1回「石像の歌」の本番を迎えられることに、心から感謝しています。

・・・改めて音にしてみて、すごい曲でした。
曲に自分が捉えられて離されない感覚。
「石像の歌」の音世界が、自分の中でグルグルと周り続ける。。。
いやはや。。。

次回練習は1月14日(日)の予定です。
そして、12月24日にも少しだけ練習予定。
とても楽しみです。


・・・他の曲も頑張ろう。。。大汗

全日本合唱コンクール全国大会雑感(その3)


早くも、来年度のコンクール課題曲が発表されましたね。
http://www.jcanet.or.jp/Public/meikyoku/meikyoku-index.htm
まだ日曜日に終わってから1週間経ってない、早い…f(^_^;

今年の課題曲、個人的な感想ですが選ばれたどの曲も素敵だったと思います。
特に、近年は課題曲公募作品がどれも素敵で、魅力的。
朝日作曲賞が単曲ではなく、合唱組曲としての募集になってから
作られる作品の傾向も、音楽と詩の深みを感じさせる作品が増えたように思います。

----

今年の全国コンクール、芸術劇場は携帯電話の電波をブロックしているらしく
わたしが居た範囲では、電話が鳴ったりすることはありませんでした。
ただ逆に、プログラムをバサッ!と落とす音が何度も響き渡って・・・f(^_^;

東京都連の三好事務局長が、ステージ上からの諸注意の中で
「プログラムを落とさないように・・・落としたものをさらに拾いに行かないように・・・w」
と言っていたのが耳に残っていて、プログラムを落とす音が聞こえるたびに
(・∀・)ニヤニヤしてしまいました。

----

今年の全国コンクールは、近年感じる傾向が一段と強くなってきて、それは
「全国選りすぐりの団体によるジョイントコンサートを聴いているような気分」
に感じるというところ。
昔のように、もう自分たちの団体の賞のことしか考えていない団体は無くなって
それぞれが自分たちの音楽を懸命に披露している連続演奏会。
どの団体もホントに素敵で、輝いていました。
良い時代になったものだ。。。

逆に、欲張りかもしれませんが25年前ぐらいのように
「合唱音楽の地平の彼方を見せる!」
と言った合唱の可能性の真価を問う選曲をしてくる団体は減ったと思います。
そう言う点で、VOCE ARMONICAは凄まじい選曲&演奏でした。

全団体がアルモニカみたいな感じになると、さすがに窒息死してしまいそうですがf(^_^;
音楽の広がりと可能性を十分に聴かせるコンクールだったと思います。


いやぁ、今年も楽しかった!!ヽ(^o^)丿

全日本合唱コンクール全国大会雑感(その2)


昨日の続きです。

10年前の全国コンクール(2007年)記憶がイマイチ定かではないのですが
まだまだ「コンクール」だったような気がします。
いや、今年も間違いなくコンクールなのですが(笑)。

参加して、また演奏をしてみて感じたのは
「お客様の拍手が温かい」
という事。
わたしが見た限りではすべての団体で、
最初の1人目の入場から拍手が始まり、退場する最後の1人まで拍手が続いていました。
10年前は、まだピリピリしていたかもなぁ、と思わなくもない。
静かに入場してきて、指揮者が礼をする時に初めて拍手!という光景は
いつもの事だったと思うのです。

2006年に始まった「史上かつてない2次会」も2周目に入り
自分の団体の事だけを考えて全国コンクールへ行って歌い、打ち上げて帰る、
という団体はほぼほぼ無くなったのではないでしょうか?

文吾さんがBLOGで全団体の紹介をするために、各合唱団と情報のやり取りをし
「観客賞」企画を独自に行っているのも、そういう交流の大きな力になっています。

合唱コンクール、歌いに行く、勝ちに行く、という時代は終わっていますね。

どんな演奏が聴けるのだろう?
この曲を絶対に聞いてみたい!
あの団体の演奏が好きだ!
年に1回は、遠方のヤツに会えるのが楽しみだ!
史上かつてない2次会で、たくさんの人と話をしたい!

そんなポジティヴな声に満ちていると感じた、今年の全国コンクールでした。

松下耕先生がいつもおっしゃっている
「お互いを認め合う合唱」
に進化していっていると思います。

果たして10年後、東京に全国コンクールが戻ってきたときに
どういう合唱シーンが生まれているでしょうか。
更に豊かな音楽が満ちている事を、心から願います。

全日本合唱コンクール全国大会雑感


先ほど帰宅して、ようやく全国コンクールが終わりました。
お会いした皆さま、楽しい時間をありがとうございました。

まずは演奏以外のところから2つほど。

1.東京芸術劇場

豊かな響きを持つとても素晴らしいホールだと思いました。
ここでオーケストラを聴いたのはもう15年以上前だと思いますが
合唱を聴いてもやっぱり良い音がすると思います。
ただ、客席の場所で聴こえ方も随分と違っている印象です。
1日目は3階席、2日目は1階2列目という場所での鑑賞でしたが
当然のことながら2列目だとダイレクトな音が多くて面白いです(笑)。
指揮者としていつも聴いているサウンドとほぼ同じなので、面白さが倍増でした。

3階席は、ステージから豊かな響きが湧き上がってくる印象で、
今回のコンクールで聴くならば3階席だろうなーというのが率直な感想です。
少人数団体の弱音も、はっきりとニュアンスまで聴こえてきました。


2.東京都連のコンクール運営

わたしの個人的な感想ですが
観客として、出演者として、何だかすごく安心感のあるコンクールでした。
スタッフの何人かの方々とお話したのですが、
スタッフをされている方ご自身にゆとりがあるというか、
様々なところに心配りが行き届いているというか、
ちょっと他の場所での全国コンクールとは一味も二味も違う雰囲気です。
他の地域では、運営スタッフの皆さまの温かさをすごく感じるのですが
今回の全国コンクールは、人の温かさと同時にスタッフの手慣れた雰囲気がハンパなかったです。
何なんでしょうね?裏方をされている方々が、皆とても楽しそうだったのです。

実際は、そのゆとりに見えたのとは真逆で、メチャメチャ大変だったと思うのですが
極めて気持ちよく演奏を聴く&出演することが出来ました。
ありがとうございました!

コンクール出場団体あれやこれや2017(その2・ラスト! 愛媛大学合唱団)※大学ユース学指揮団体のみ


東京入りしております。
この超短期連載も今日で最後f(^_^;
和尚には申し訳ない限りですが、頑張って書きます~。

7.愛媛大学合唱団(混声50)
(G1 / Gloria 作曲 V.MISKINIS)

わたしの出身大学合唱団です。
3年ぶりの全国コンクール出場という事で気合が入っているようです。
愛媛大学合唱団も、山口大と同じく学指揮で全国コンクールへ臨みます。

さて、昨日は中国支部の大学合唱団事情を少し書きましたが
四国の大学合唱団事情を今日は書きます。
おそらく、全国的にご存知の方はほとんどいらっしゃらないと思うので。

四国支部でコンクールに出場してくる団体はだいたい4つです。
各県1大学、という感じでしょうか。
おそらく全国的には、四国4県を言えない方もいらっしゃると思いますがf(^_^;
香川大、徳島大、高知大、そして愛媛大です。

そして特筆すべきは
この4大学のすべてが学生指揮者でコンクールに臨んでいるということ。
出場団体すべてが学生指揮者というのは、全国的に見ても四国にしかない現象です。
理由として考えられるのは、指導者の先生がいらっしゃるかどうか?という部分と
先生がいらっしゃったとしても、どう大学合唱団と関わっているか?ということだと思われます。

東京や関西の大学合唱団と違って
四国支部の大学の場合は、他大学との交流というのはほぼありません。
それは地理的要因が非常に大きい。
なのでどの団体も、ある意味でガラパゴス化している部分が見受けられます。
現在の大学ユース部門の流れからは少し外れているかもしれない。

とはいえ、それは欠点なわけでもありません。

学生指揮者が全国コンクールという大きな舞台を経験できるという事は
今後合唱を続けていくうえで、非常に大きな財産であることは間違いない。
良くも悪くも、自分たちだけが作り上げた等身大の音楽です。
それでぶつかって跳ね返されたとしても、それはすべて自分たちの財産。

考えようによっては、そういうボーナスポイント?のような経験が出来るのが
四国支部の大学合唱団の、大きな特徴だと思われます。

さて愛媛大学、ミシュキニスのGloriaとは凝った選曲だと思いますが
どのような演奏を聴かせるでしょうか。
3年ぶりの全国コンクールで何を得ていくか、注目しています。

----

という事で、学指揮シリーズの「あれやこれや」は今回でラストです。

わたしは大学時代に学生指揮者じゃなかった立場なので、
学生指揮者をしている人に対して羨ましい気持ちが常にあります。
ぜひとも今後も指揮を続けて行ってほしいなと思います。

いよいよ明日から、全国コンクールが始まります。
様々な人たちが様々な思いでステージに立つ、客席で演奏を聴く、
日本でもっとも大きな合唱の祭典です。
参加されるすべての人が、豊かな時間が過ごせ丸ように!

それでは会場でお会いしましょう!

(終わり)

コンクール出場団体あれやこれや2017(その1・山口大学混声合唱団)※大学ユース学指揮団体のみ


いよいよ今週末が全国コンクールだなー
そういえば2年前までは毎年コンクール前が一番しんどかったなーと思い(大汗)
久しぶりに文吾和尚のBLOGを覗くと、
おぉ!やってるやってる!!というか、連載が終わってるww

1人で全団体書いたんですかね?すごいなー。。。

あのクオリティで全団体書くとか、あり得ないぐらいシンドイと思うのですが
無事感想されたという事で、おめでとうございます!

----

・・・ということで、
和尚が頑張っているので、わたしもちょっとだけ書いちゃいます。ひっさしぶりです。
名付けて、
コンクール出場団体あれやこれや2017(大学ユース学指揮団体のみ)
学指揮団体は2団体しかないですね。山口大と愛媛大。
全部書いた和尚に申し訳ないですが。。。f(^_^;;

あと、和尚のように取材してガチで紹介していくのではなく
「居酒屋で合唱を肴にして飲みながら勝手に喋っている感じ」
が「あれやこれやシリーズ」のコンセプトですので、あしからず。。。


大学ユース部門
4.山口大学混声合唱団(混声39)
(G2 / 混声合唱のための「コスミック・エレジー」より 「鬼女 / わが抒情詩」
 作曲:千原 英喜)


中国・四国地方のいくつかの大学合唱団で10月に行われている「コーラス・どーなっつ」という
リハーサル合宿&本番の企画、わたしも講師の1人として参加させていただいています。
これはなかなか面白いのです。

近年、各地に○○ユースクワイアが結成されていて、
そういう企画が大学時代無かったわたしとしては非常に羨ましい。
そういう各地のユースは、勉強しよう!という意識の高いメンバーの集まりですが
この「コーラス・どーなっつ」は一味違います。
大学合唱団のエッセンスをそのままに、各団体が集合してくるのです。
なので、各大学合唱団の色が存分に見えて、それらが混じり合って成立しているのが
「コーラス・どーなっつ」。
大学合唱団ごと、歌ったことのない曲との出会いや他団体の刺激が受けられるのです。

その「どーなっつ」の中の企画の1つに、実践指揮法講座というのがあって
各大学合唱団の学生指揮者に、講師からアドバイスをして
本番で指揮をする機会を与えよう、というものです。
今年は150人超の参加でしたが、それを3グループに分けて
それぞれのグループで何人かの指揮希望者が出てきて実際に指揮をして
最優秀?のメンバーを講師が決めて、本番で指揮をするという流れ。

毎年、各団体の学生指揮者が登場して、個性豊かな指揮をしてくれます。
その指揮者にも、それぞれの大学合唱団の色が見えたりして、非常に面白い。

やはり、学生指揮者はどれだけ様々な経験が出来るか?というところが
上達するかどうかの大きなカギなのですね。
優秀な先生方に指導していただいている東京や関西の大学合唱団は
そういう点とても恵まれていますが、
中四国の大学合唱団は、先生がいらっしゃる団体でも
様々な音楽を幅広く勉強することは難しい。

そして今の中国地方の大学合唱団は、1団体が突き抜けて上手くて、、という事がありません。
そんな中で、中国コンクールを勝ち上がってきたのが山口大学だったことに
わたしにはちょっとした驚きがありました。
それは、先生が指揮する団体ばかりの中で、山口大が学生指揮者の団体だったからです。
学指揮団体は唯一だったのかな?そこは確認してないのですが。。

山口大が全国行きを決めた大きな要因は、
優秀な地元の一般団体の存在だと思っています。

山口県には、「合唱団そうなそ」という、生きの良い団体(笑)が
2年前に発足していて、山口大のメンバーやOB、
OB以外でも面白い事をやろうぜ!という猛者が集っています。
そういう団体の存在が刺激となって、知らず知らずのうちに山口大のレベルを上げているはず。
彼らは、挑戦することが自分たちの活動を面白くしていく、という事に気が付いたかもしれない。

大学合唱団の外に刺激となる一般団体があって
客観視できるようになったことが、停滞しがちな大学合唱団に新風を吹き込んだのです。

山口大、かなり久しぶりの全国コンクール参加のはずです。
2009年以来だったかなー?
全国コンクールで見るもの体験するもの、何もかも謎だとは思いますが、
ぜひとも頑張っていただきたいと思います。
そして、たくさんの一般団体の演奏を聴いて帰っていただきたい。
皆さんが、新たな歴史の1歩を踏み出しているのだから。

応援しています。
Fくん、がんばってね♪

辻正行先生への感謝にかえて


今日11月1日は、辻正行先生が亡くなられた日です。
2003年11月1日は土曜日で、大久保混声の練習日でもありました。
東京から尾道へ居を移して2日目にして、急遽東京へトンボ帰りして
大久保混声の練習に参加したのを覚えています。
あの日の練習には、辻秀幸先生がいらっしゃってくださった。。


ここ最近、どういう訳か「水のいのち」を何回か指揮する状況が出てきて
正行先生の十八番でもあるこの曲を指揮するのは
自分には余りに過大な事と思っていたのですが
実際に指揮をしてみるとそれは、正行先生の進んだ道を自分も歩んでいると感じる、
楽しい時間でもありました。

そして、先生の進まれた道のりは、遥かな彼方であるという事も。。

同時に、正行先生が亡くなられて14年が経ち、
正行先生が作られた「水のいのち」とはずいぶんと違う音像を
自分が描くようになったとも感じています。
それだけ時間が経ったという事なのでしょう。

仮に、演奏を正行先生が聴いたらなんておっしゃるだろうか?
「へぇ、君がねぇ・・・」と言って変な顔をなさる気もするし
指揮をする人にはとても厳しい先生だったから
いろいろ言わずに突き放されるだろうなぁ・・・と思ったり。
良いとはおっしゃらないのは間違いない(笑)。

それでも良いのです。
わたしはわたしの蝋燭を懸命に、苦直に、燃やし続けるしかないのだから。


「世間では十年一昔と言うけれど、合唱界は2年ひと昔って言うんだよ」

とおっしゃったのは正行先生でした。
あれから14年。もう七昔になってしまいましたね。

今の自分がこうやって活動しているのは、すべて正行先生あってのこと。
今、幸せに合唱出来ていることに、感謝。

正行先生、ありがとうございます。

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